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2007年05月31日

 2008-09年度 青少年交換学生募集要項

1.ロータリーとは
 ロータリーは人道的な奉仕を行い、あらゆる職業において高度の道徳的水準を守ることを奨励し、かつ青少年交換のようなプログラムを通じて、世界における親善と平和の確立に寄与することを目指した実業人及び専門職業人が世界的に結びあった団体です。ロータリーは168の国家に32,462のクラブを擁し、広大なボランティア組織網を各地にめぐらしています。ボランティア達は求められれば、いつでも援助の手をさしのべる用意があります。 ロータリ-クラブが世界最大ともいえる青少年交換プログラムを運営していますが、それも、ほとんどボランティアだけで運営しています。又、ロータリーの青少年交換は国際レベルで60年以上の経験と約130万人のロータリアンひとりひとりの個人的熱意と献身があります。現在毎年82カ国以上、8000人以上の学生が参加しています。

2.ロータリー交換学生の目的
 ロータリー交換学生はロータリー国際青少年交換プログラムに基づき、青少年を一定期間外国のロータリアン又はロータリーの選んだ家庭に預かっていただき、その家庭の一員として過ごし現地の学校に通学してその国の国語を習得することは勿論、これらの生活を通じて風俗、習慣、文化を見聞しながら国際理解と親善を推進する人となる、すなわち善意と国際理解のロータリー親善使節であります。2780地区では前年度は9名の高校生を海外へ派遣し、又9名を受入れています。

3.交換学生募集の概要
 1)派遣国、派遣期間及び派遣人員
   アメリカ・カナダ・ブラジル・台湾・ロシア・オーストラリア・韓国・スウェーデン、フランス
   2008年8月~2009年8月
   計 8~9名予定(2780地区全体で)
 2)応募資格
   ★現地到着時に15歳~18歳未満の高校生です。
    (応募時中学3年生であっても差し支えありません)
   小田原市在住の方、他の地域の方は最寄のロータリークラブへお問い合わせください。
 3)募集期間
   2007年7月1日~10月1日
 4)応募書類提出先
   小田原中ロータリークラブ
 5)応募書類
   志願書………2部  学校の推薦状……1部
   願書提出後、クラブによる親子同伴面接があります。
 6)交換の条件
   ★派遣国の決定は地区の判断によります。
   ★受入れロータリークラブまでの往復旅費、傷害/健康保険料は個人負担です。
    又、派遣先での青少年交換学生のためのツアー参加費も個人負担です。
    その他、個人的に必要な衣類、日用品は個人でご用意下さい。
   ★1年以上滞在する事は許されません。個人の都合で早く帰国することも許されません。
   ★学校に要する費用(授業料、教科書他)は原則として受入れロータリークラブが負担することに
    なっております。又、制服は本人が負担する場合もあります。
   ★持参するお金は原則として50,000円程度と先方から指定された保険の掛金、及び帰途の
    荷物の郵送料他となっています。尚、特別お金が必要となった時は送金することができます。
   ★小遣いとして受入れロータリークラブより月々本人に若干額(7~8,000円)程度が支給されます。
    (金額は地区により異なります)
   ★食事と宿舎は勿論受入れロータリークラブにより提供されます。
    通常3~4ヶ月毎にホストファミリーが変わり、相手国の風俗、習慣になじみつつ生活をします。
   ★願書提出クラブの面接があります。(親子)
 7)参 考
    地区選考試験の概要
     【第1日目・筆記試験】
       2007年10月20日(土)13:00~17:00
       聞き取りを含む英語及び数学・国語についての一般常識テスト/作文
       10月23日(火)までに郵送で合否を発送いたします。
     【第2日目・面接試験】(筆記試験合格者のみ)
       2007年10月27日(土) 9:00~17:00
       簡単な英会話を含む面接
     【試験会場】 藤沢産業センター(両日とも)
        合否:10月30日(火)までに地区より郵送いたします。

2004年05月10日

 国際ロータリー2004年国際大会(大阪)

japanc.gif
大会のホームページをリンクしておきます。
http://www.2004kansai.jp/index1.htm ←クリック
行かれる方も行かれない方も是非ご覧ください。

2004年04月23日

 グレン E エステス RI会長代理のご挨拶

先日、鎌倉に来られた時のご挨拶です。例会で回覧されましたがガバナー事務所よりデーターを頂きましたので掲載いたします。

親愛なるロータリーのみなさん

私は今つくづくロータリアンでよかったと思っていますが、それにはいくつか理由があります。本日ここにお招きいただいたことは、本当に名誉なことです。と申しますのも、我々のよき友である蔵並定男さんと奥様の洋子さんの住む町を再び訪れることは、本当に特別なことだからです。蔵並先生と私は共に国際ロータリーの理事を勤めた仲であります。

私はつねにこう申してきました。私が成し遂げてきたことは、すべて様々な活動の過程で、知己を得、親友となった人々の助力のおかげてあると。蔵並さんご夫妻とは89年にソウルで開かれた国際大会で知り合いました。たしか蔵並先生はこの大会委員であったと記憶しております。

このようなわけで、ロータリーでこれまで私が成し遂げてきたことはすべて、もとをただせば私と蔵並先生のつながりのように、人との出会いから始まっているのです。妻のメアリーは常々洋子夫人を「日本のおねえさん」と呼び、妻いわく蔵並先生は私の「先生」ということになっています。

私は常々、たった一人の人間でも、大変大きな力を発揮できることに、感銘を受けてきました。つい先ごろ出席したオーストラリアのブリスベンでの大会で、私は大変印象に残る話を聞きました。あの有名なクィーンエリザベス2世号の旅程が変更になったために生まれた、国際交流の話です。

1年少し前のことですが、南太平洋を航海中のクィーンエリザベス2世号は、パプアニューギニアのマダンに寄港する予定でした。しかし行き先が変更になり、同じパプアニューギニアのもっとずっと小さな港町ラエに立ち寄ることになりました。それまで豪華客船を迎えたことのなかったラエの人々は、ずいぶんと喜んだそうです。そこでラエのロータリークラブの人々は、何人いるかはわからないが、とにかくクィーンエリザベス2世号に乗船中のロータリアンを停泊中に招待し、昼食を共にすることにしたのです。そこで航海中のクィーンエリザベス2世号に、メッセージを送りました。

するとこの船旅には14名のロータリアンがいることがわかりました。そのうち6名はすでに現地での予定がありましたが、残りの8名は昼食会への招待を受け入れたのです。

ラエでは町をあげて早朝8時の入港を待ち焦がれていました。ラエのロータリアンの一人ロス・ハンフリーズは、昼食まで随分と時間があることに思い当たり、一行のためにツアーガイドをかってでたのです。自ら愛車のハンドルを握り、妻の車には運転手を手配して、下船したロータリアン一行を連れ、ラエの一大ツアーが始まりました。行き先にはロスが経営に携わっていたアンガウ記念病院も含まれていました。

クィーンエリザベス2世号に乗っていたロータリアンの一人に、70代ながらまだまだ元気一杯の英国人女性、オードリー・ゴウがいました。ラエの町のツアーにもラエのロータリークラブでの食事にもすっかり満足した彼女は、こんどはラエのロータリアン全員を、クィーンエリザベス2世号に招待、英国伝統の「午後のお茶」を振舞ったのです。これはラエのロータリアンにとっては思いがけないプレゼントで、有名な客船でロータリーの友情を夕刻近くまで深め合いました。ついに別れの時は訪れ、互いにさよならを言い、これからも連絡を取り合おうと約束したのです。

ロス・ハンフリーズはクィーンエリザベス2世号のロータリアンと本当に連絡を取り合うことになるとは思っていませんでした。ところが数週間後、彼のもとにあのオードリーから手紙が届きました。彼女はイギリス、ニューキャッスル・アポン・タインロータリークラブの会員でしたが、ラエでのツアーが忘れられず、とりわけ病院で見た、旧式の医療機器と限られた医療用品で、精一杯の治療にあたる人々の姿に思いをめぐらせていたのです。オードリーは尋ねました。「お気にさわったらごめんなさいね。でも少しばかりの寄付をつのり、病院のお役にたてればと思うのですが、よろしいかしら?」

気にさわるどころか、もちろんロスはこの申し出に喜びました。オードリーは2000ポンドぐらいならなんとかなるといったのですが、これだけでも病院にとっては大助かりです。さらに3ヶ月後の手紙には、なんとその5倍の一万ポンドを工面したと書かれていました。

さて寄付が集まり、今度は優先順位をつけた品目のリストがいることになり、ロスはたちどころにこのリストを作成、さらに、ロータリーの同額補助金に申し込めるかもしれないことを付け加えました。オードリーはロータリーに入って日も浅いため、同額補助金についてはよく知らず、さらに彼女のクラブも申し込みをしたことすらなかったそうです。しかし2人は窮地に陥ったパプアニューギニアの病院を救うべくあらゆる手立てを尽くそうと考えました。ニューキャッスル・アポン・タインとラエのクラブは力を合わせ、同額補助金の申請書類を提出、これが認められ、皆が喜びました。 同額補助金は、オードリーが集めた寄付と合わせて、米ドルで5万ドルにのぼったのです。さらにオードリーの友人で航空貨物を扱う会社のオーナーが、医療機器と医療用品を無料でパプアニューギニアに送ってくれるというおまけまでつき、この5万ドルはさらに有効に使われることになったのです。

アンガウ記念病院では、クィーンエリザベス2世号に乗って突然やってきたこのイギリス人女性に、あだ名をつけました。オードリーはシンデレラに出てくる「魔法使いのおばあさん」と呼ばれています。

みなさんにこのお話をしたのは、行動のもつインパクト、影響力を強調したかったからです。我々がとる行動が引き金となって、つぎつぎとさまざまなことが起こります。めぐりめぐって最後に何が起こるか、時に想像もできません。オードリーさんの場合には、ほとんど偶然の出来事が長期にわたるインパクトをもたらしたわけですが、このような状況にいつだれがおかれても、おかしくはありません。今日本日お集まりの皆さんの中から、第二のオードリー・ゴウがでることはあるでしょうか?それはひとえに我々の選択にかかっているのです。

ロータリアンが助けを求められ、行動を起こすとき、我々には常にすぐに手を貸してくれる世界規模の支援ネットワークと偉大な財団がついています。日本のロータリアンの皆さんが、災害に速やかに対処するお姿には、つねに感銘を受けて来ました。メアリーと私はピーナツボ山が大噴火をしたしばらく後にフィリピンを訪れましたが、このおそろしい災害によって家を失った人々のために、どれほど迅速に日本政府とロータリアンが救いの手を差し伸べたかを聞かされました。もちろんここ日本で起こった数々の災害においてもロータリアンは迅速に対応してきました。10年前、あの神戸の大震災の後の皆さんの対応は、我々みなの模範となっています。

「超我の奉仕」「もっとも奉仕するもの最も多く報われる」といいますが、
奉仕の結果手にする報酬は、困った人に「手を貸す」ことができたという個人的な満足感に他なりません。そして「手を貸す」ことにおいて、日本のロータリアンの右に出るものはいないでしょう。我々一人一人が、個人のレベルで、また何人かで協力して、それぞれの奉仕活動を行い、周りの人々の暮らしを変える機会にこれからもめぐまれることでしょうが、とくに節目の100周年にあたる来年は、そんな機会が増えてもらいたいものです。

すでに申しましたように、理想のリーダーとはどうあるべきかに関しては、他のリーダーを観察し、先達の経験から多くを学んでまいりました。このような体験から私が考えた、リーダ-の条件を述べてみます。

リーダーは計画と目的を持たねばなりません。
リーダーは自分の行動がもたらす結果を考えねばなりません。行動には結果がつきものですが、自らの行動がどのような結果をもたらすかを常に意識していなければならないのです。
優れたリーダーは、利己的な欲求にかられて行動してはなりません。自らの地位や優越感ではなくロータリーを究極の目的にしなくてはなりません。
よきリーダーは人の言葉をよく聞き、学びます。ロータリー以外の人の意見もロータリーのためになることを胸に、必要に応じて考えを改める必要があります。

私が、みなさんこそがこのロータリーの組織の中で最も重要な人々であると口にするとき、それは決して世辞や追従ではありません。みなさんが汗を流しているのは、地区ガバナーのためでも、国際ロータリーの理事会のためでも、財団管理委員会のためでも、ましてや国際ロータリーの会長のためでもありません。みなさんはロータリーのために、そして人類のために尽くしているのです。ロータリーを通じればこそ、我々は様々な奉仕プログラムを実行でき、100周年にあたって「ロータリーを祝う」ことができるのです。

元会長であり私の友でもあるスイスのボブ・バースさんが、非常に意味深いことを言っておられたので、ご紹介したいと思います。ロータリーのピンは、これを胸につけている人物の、次のような発言を代弁するものであるべきだというのです。

「どうぞ頼りにしてください。
 頼りになります。
 信頼できます。
 私心は微塵もありません。
 いつでも力をお貸しします。」

どれもみな、すべてのロータリアンにあてはまってしかるべき内容です。

みなさんのクラブの、あらゆるロータリアンが、来年、すなわちロータリーの100周年にあたる年に、この言葉を実践していただきたく思います。そして「ロータリーを祝う」最上の方法は、「手を貸し」奉仕を行い国際親善を深めることなのです。

さてここでまず会員数を見てみましょう。ポリオ撲滅の後、ロータリーがまず取り組むべき第一の課題は、会員増強だと思います。会員数は、日本でもアメリカでも減少しています。日本からの理事である田中さんにとっても菅生さんにとっても、そして今日お集まりのみなさん一人一人にとっても、これは大きな問題であるはずです。

ロータリーにはすぐれた会員勧誘プログラムがあり、同じように効果的な退会防止プログラムを確立しようと努力しているところです。新しいメンバーが入るには入るのですが、そのなかのかなりの数が2,3年で退会してしまうのです。したがって純増のほうは芳しくありません。

会員数に関する戦略には次の3つが必要です。

退会防止
クラブ数の拡大
会員勧誘

新会員の勧誘とクラブ数の拡大はともに重要ではありますが、私個人の考えでは、まず一番大切なのが退会防止です。現在の会員の退会を確実に減少させてこそロータリーの発展があるのです。たしかに我々のような立場にある人間にはロータリーを広く世界にアピールする必要があります。しかしロータリアン一人一人にもロータリーをアピールしそれぞれのクラブのメンバーにならないかと誘う個人的な責任があるのです。一人一人が職業奉仕を日々の暮らしの一部とする責務があるのです。

みなさん、どうかそれぞれのクラブに戻って新しいメンバーを勧誘して模範を示し、また誰かが退会を考えているようなら、皆にそのことを知らせてほしいのです。何を期待してこの人はロータリーに入ったのでしょう。クラブはこの期待に添うよう努力をしたでしょうか。またそんな人にはどうしてクラブに入ったのか、その初心をもう一度思い起こしてみるよう促し、またどうしてクラブをやめようとしているのか、本音を聞いてみてください。すこしのきっかけで考えをかえ、クラブにとどまるかもしれません。他のメンバーにも同様のことをするよう働きかけてください。

今年度からすでに100周年をひかえた盛り上がりが感じられますが、来年度はロータリーの奉仕と友情の機会に満ち溢れていることでしょう。2004-2005年度に行われることはすべて、ロータリーという組織の歴史に深く刻まれるのです。

次年度においては、次の4つに重点的に取り組むよう、各クラブのメンバーに働きかけてほしいのです。この4つはどれも職業奉仕や地域奉仕の一部となりえるものです。

まず最初が「ロータリーのファミリー」です。退会防止の取り組みという観点からの、この重要性についてはすでに述べたとおりです。「ロータリーのファミリー」には我々の家族と彼らによるロータリー活動への参加に加え、我々の拡大家族、すなわち青少年交換学生、ライラの参加者、インタアクト・ロータアクトのメンバー、国際親善奨学生、GSEチームなどが含まれます。この大切な分野でクラブの援助を行うため、「ロータリーのファミリータスク・フォース」を設ける予定です。

次は保健問題で、これにもタスク・フォースが作られます。先ごろ私は国連で、次のような話を聞きました。

エイズウィルスは日々恐ろしい速度で広まっている。
マラリアは大きな問題である。
世界の多くの地域では飢餓が深刻である。
「失明防止」タスク・フォースは成果をあげている。
蔵並先生や他の方々もおっしゃるように、他の多くの病が世界中で人々を苦しめ死においやっており、予防・治療・研究の面でさらなる努力が必要である。

第三の重点は識字教育です。 この同じ国連での会議で、世界で20億もの人々が読み書きできないことを知りました.ロータリー財団の管理委員としての任期中、私は世界の多くのロータリー活動の拠点を見てまわりました。しかしもしも1つだけ、もっとも感銘を受けたプログラムを選べといわれたら、タイの「識字のための灯台」プログラムを選ぶでしょう。ご存知のように、このプロジェクトは1つの学区で始まり、学校から学校へと広がり、最後にはタイの文部省によって採択されたものです。来年度は識字タスク・フォースが、クラブや地区が独自の識字教育プロジェクトを成功させるお手伝いをすることになっています。識字問題の分野ではまだまだやるべきことが多く、基礎的な識字だけでなく、さらに進んで仕事につくために必要な読み書きの能力も大切なのです。

これまでの3つの重点分野は、みなさんにもなじみがあるはずです。しかし4つ目の重点項目は、来年度初めてお目見えするものです。新しいプログラムというわけではないのですが、捕らえ方はあたらしいもので、それは「水資源管理」です。ユニセフのプログラムディレクターから聞いたのですが、世界で12億人が安全で清潔な飲料水を持たないのだそうです。毎日6000人がきれいな水と適切な衛生設備を持たないために命を落とし、その大部分が子供であると報告されています。

アメリカ疾病管理予防センターの科学者によれば、伝染病の大部分は不潔な水を通して感染するということです。水はどの地域社会においても大変重要です。水はいずれ金よりも高価になるかもしれないといわれることさえあります。この貴重な資源の保全を今始めなくてはなりません。

水資源管理の問題は、開発の行き届いている地域でもそうでない地域でも、たんなる清潔な水の問題にとどまりません。もしも水の管理の問題に現在取り組みはじめれば、将来取り組まねばならない水の安全性や健康の問題の数は確実に減るのです。

これら4つの重点課題に真正面から取り組む決意があれば、我々には「ロータリーを祝い」我々の100周年を祝うにたる多くのすばらしい理由が生まれることでしょう。

100年も続く組織はそう多くありません。ロータリーがこの重要な節目の年を迎えられたということは、とりもなおさずロータリーの奉仕を必要としている人々が数多くいることの証でもあります。さらに前進を図るにあたり、たしかにこれまでに成し遂げてきたことを振り返るのは結構ですが、しかしただ手放しで喜んでばかりではいけません。そのかわり、我々は過去の成功から、あらたな1世紀にわたる奉仕の歴史のなかで、幾多の目的を達する勇気を得なくてはなりません。

我々の目前にある課題の1つは、年次プログラム基金を支援することです。だからこそ私はみなさんに平和の礎となり「毎年あなたも100ドルを!」というメッセージを心に刻み込み、みずからのクラブに広めてほしいとお願いしているのです。非常に多くの日本のロータリアンがしてくれているように、毎年財団に寄付をすることで、我々はロータリーの大切な活動の継続を可能にしているのです。

「毎年あなたも100ドルを!」は積極的に行動に出るという考えに基づいています。この行動がもたらすであろうすばらしい結果に想像をめぐらすことは可能ですが、最終的なインパクトの大きさは予測できません。行動がどのような結果をもたらすかを常に正確に予測することはできないのです。

こんどみなさんの子供に尋ねてみてください。「子供の時のことで一番よく覚えているのは何?」と。その答えにきっと驚くでしょう。親の我々がとっくの昔に忘れてしまったようなことを覚えているのです。日常生活の中で起きる何気ない瞬間が、記憶に深く刻まれるのです。このような何気ない瞬間の積み重ねが、我々をつくりあげていくのです。理想を現実にするのに、理想について語るだけでは埒があきません。日々の行動を通して実現するのです。そしてこの日々の行動こそが友愛の本質であり、奉仕の本質なのです。

そして毎日の行動は高い倫理基準の本質でもあります。次年度にできるもっとも大切なことの1つは、私人としても職業人としても、矜持を持って生きることです。我々は最高の倫理基準に従い、それを見た仲間のロータリアンも自然と同じ行動をとるようにしなくてはなりません。

「行動が雄弁すぎて、話が聞こえない」ということわざが私は大好きです。真理をついた言葉です。

みなさん、来年度はすばらしいものになるでしょう。よりよい相互理解と平和を世界にもたらすべく邁進しましょう。

ともにロータリーのファミリーとして、新しい成功の一世紀へと足を踏み入れましょう。そのとき我々の心はロータリーの一員であることの誇りにあふれているでしょう。2005年の6月にはシカゴでの100周年記念大会に是非おいでください。そして私と共に「ロータリーを祝おう」ではありませんか。そうしなければならない多くの理由を分かち合いながら。

2004年03月22日

 次年度地区方針概要

              「百周年を祝おう!」
                                      松宮 剛(茅ヶ崎湘南RC)

 次年度RI会長グレンE. エステス シニア氏が提示されたテーマは、「ロータリーを祝おう-百年の歩み」という極めて明快なものでした。国際協議会におけるアドレスで彼は次のような事を語っています。
 「私自身は、ロータリアンになるはるか以前からロータリー家族の一員でした。私の両親には息子が七人、娘が一人おり、私は末っ子です。・・・兄たちの中4人はロータリアンでした。その中3人はそれぞれ違う都市でクラブ会長を務めました。・・・私は兄たちを深く敬愛し、彼らのようになりたいと思っていました。ですから、1960年にロータリーへの入会を勧められたときのなんともいえない達成感をお分かりいただけると思います。事業生活および職業生活における誠実さと、高い道徳的水準を象徴する組織に加わったことが誇りでした。・・・なぜ私がロータリー入会に関心があったのか、何が私の関心を捉え続けたのか回顧してみると、それはクラブの親睦とクラブに代表されていた多様な職種だったと言えるでしょう。」
 私はこの言葉を大切にしたいと思います。皆さんもおそらくこのような感慨をロータリーに対して持たれたことと思います。打ち解けた親睦に浸りながらも、一方でロータリアンたることに伴う緊張感を絶えず負うているという自覚がありました。その事を忘れないでいたいと思います。
 ロータリー百年の価値と実質の根拠がそこにあります。
 私たちが、クラブで、職場で、地域社会で、私たちの世界でロータリーを祝うとき、その事を忘れないでいたいと思います。
 クラブ例会を大切にして下さい。「例会は人生の道場である」米山梅吉翁は言いました。
「なぜだろう?」皆さんそれぞれが一年を送る中でそれぞれの解答に到達してください。
地区の方針というのは、実はそれぞれのクラブが独自性の中で充実する事以外にはありません。「個々のロータリー・クラブがロータリーの綱領を推進するのを助けることを唯一の目的とする」のが地区だからです。
しばしば誤解を受ける事に、「地区からやらされている」と思われている幾つかの活動があります。具体的なお話はこの場では致しませんが、そうした活動も本来はクラブの活動であったり、クラブとクラブとの活動であったりしたのです。このことを念頭においてそうした活動に参加してください。きっと見え方が変わるはずです。当然地区の委員会も本来のあり方を常に意識しつつ、クラブをお手伝いするつもりです。
百周年記念活動として、クラブの双子クラブ・プログラムと百周年社会奉仕プロジェクトを支援します。クラブで積極的に取り組んでください。

RIの強調事項は、保健問題、水管理、識字率向上に関連したプロジェクト実施の推奨です。考慮してくださることを期待いたします。
今ひとつ、「ロータリー家族委員会」の設置を推奨しています。単に会員だけのロータリーと言うのではなく、その家族、親善奨学生、インターアクター、ローターアクター、ライラ受講生、青少年交換学生、米山奨学生、などロータリー精神に些かでも触れた人達はみんなロータリー家族であると言う認識のもとに、この輪を広め、深めていこうとするものです。クラブ親睦とクラブ充実の一助としてください。
百周年の3大目標は、「ポリオプラス」の前進、「会員増強」および「財団支援」です。財団支援については「Every Rotarian, Every Year」毎年、全てのロータリアンが(100米ドル以上)という目標を掲げています。日本と違って寄付額の圧倒的に少ない地域がある実情によっています。私たちの地区では180ドル以上を目標に致します。
増強は、純増一名を是非達成いたしましょう。ポリオプラスは最後の50ドルをいただいて約束を達成する年度になります。ご一緒に頑張りましょう。
日本独自の米山奨学事業については充分ご承知のことと思います。我々の年度もここ数年と同じ目標額20,000円を設定して頑張ってゆきたいと思います。
例えば一月3,500円捻出する方策をそれぞれで考えてくださることは、とても意味があると思います。そうすると私たちの役目は、有効に使われているかどうかを厳しくチェックするという事になるでしょう。
百周年を如何に祝うかは様々だと思います。しかしロータリーの価値と実質は「祝うに足る充分な根拠」を持っています。意義ある愉しい年度にいたしましょう!
私たちのクラブで、私たちの地区で、
         ロータリー百周年を 大いに祝おう 
                        ではありませんか。

2004年01月21日

 ロータリー理解クイズ

Rotary awareness quizTHE ROTARIAN 1月号
RIウェブサイトからからRIウェブサイトのロータリークイズ(英語)今月は、ロータリー理解推進月間です。これから出題するクイズに挑戦し、ロータリーに関するあなたの知識を判断してみてください。

1)2003-04年度のRIのテーマは何ですか?
2).2003-04年度のRI会長は誰ですか?
3).現時点でのRI会長エレクトは誰ですか?
4).ポール・ハリスが最初にロータリークラブを設立したのは何年ですか?
5)その場所はどこですか?
6)最初のクラブメンバー4人のうち、ポール・ハリスを除く3人は誰ですか?
7).2番目のクラブはどこで誕生しましたか?
8)世界中の会員数はおよそ何人ですか? (日本の会員数はおよそ何人ですか?)  a)60万 b)90万 c)120万 d)150万
9)世界中のクラブ数はおよそ何クラブですか?  (日本のクラブ数はおよそ何クラブですか?)  a)1万4,000 b)2万6,000 c)3万1,000 d)4万5,000
10).奉仕の四大部門は何ですか?
11).ポリオ・プラスとは何で、それはいつスタートしましたか?
.12)世界中で、何か国にロータリークラブがありますか?
13).ポール・ハリスフェローに認定されるには、どうしたらいいのでしょうか?
14).RIの機関誌は何ですか? (日本で発行されているロータリーの地域雑誌は何ですか?)
15).その編集長は誰ですか?
16).RI規定審議会は何年ごとに開催されますか?
17).2004年の国際大会の開催地はどこですか? また、その期間はいつですか?
18).識字率向上月間はいつですか?
19).米国以外の国で、最初にクラブが誕生したのはどこですか?
20).インターアクトとは何ですか?
21).ローターアクトとは何ですか?
22).青少年交換とは何ですか?
23).RYLAとは何ですか?
24).RIの世界本部はどこにありますか?
25)世界のゾーン数は? 世界の地区数は? (日本の地区数は?)
26)地区ガバナーになるためには、クラブ会長を務めなければならない。それは本当ですか、うそですか?
27). RI規定により義務づけられている、会員の例会への出席率は何%ですか?
28). 各ロータリークラブの名称、会長・幹事名、例会日時と場所などのリストが掲載されている、RIから毎年発行されている出版物は何ですか?(日本でそれに似た出版物がありますか?)
29)ロータリーで最初のサイバークラブの名前は何ですか?
30)世界理解月間は何月ですか?
31)ロータリー財団の設立を提唱したのは誰ですか?
32)ロータリー財団の基金が最初に使用されたプログラムは何ですか?また、それが設立された年は何年ですか?
33)ロータリー財団が、人道的または教育的な事業のために、これまで投じてきた総額はいくらですか?
34)ロータリー財団管理委員長は誰ですか?
35)現RI会長は今年度、ロータリアンが集い、意見を交わすことを重要視し、世界15か所での会議を開催しています。これら会議の名称は何ですか?
36)公式なロータリーカラーは何色ですか?
37)世界中に認知されているロータリーのトレードマークである歯車のシンボルはいつ創作されましたか?
38)年次プログラム基金のスローガンと、2005年を目標としているキャンペーンは何ですか?
39)平和と紛争解決の分野における国際問題研究のための7つのロータリー・センターを支える8つの大学の名前は? (そのうち、日本にあるロータリーセンターは?)
40)ロータリー財団の恒久基金とは何ですか?
41)シェア・システムとは何ですか?
42)地区財団活動資金(DDF)の配分額は何のために使われますか?
43)2003年10月の時点で、ポリオが現存すると考えられる7か国はどこですか?
44)2002-03年度のポリオ撲滅募金キャンペーン(PEFC)の目標額はいくらでしたか?
45)2003年6月末までに、PEFCに寄せられた寄付額(現金、誓約、政府支援金を含む)はいくらですか?
46)子ども1人当たりのポリオワクチンの金額は?
47)NIDの頭文字は何を表していますか?(その日本語訳は?)
48)最も会員数の多いロータリークラブは?
49).「四つのテスト」を言ってください?
50).ロータリアンの中で、共通の趣味や職業、保健・医療関係者が集まって、75以上の団体が存在します。これらのグループは何と呼ばれますか?
51).ロータリー財団月間はいつですか?
52).ロータリーの週刊ニュースレターの名前は?
53).ロータリー財団から個人向け補助金(Individual Grants)を受けられるのは、どういった人ですか?
54)通常、GSE(研究グループ交換)チームは何人で構成されますか?
55).「財団の友」会員にはどのようにしてなるのですか?
56).財団の地域社会予防接種補助金を提案した第6440地区パストガバナーは誰ですか?
57)多様なメンバーを引きつけ、確保するために、これまでにないクラブとして創設された試験的プログラムは何ですか?
58)家族月間は何月ですか?
59).RCCの頭文字は何を表していますか?その日本語訳は?

答え
1).Lend a Hand(手を貸そう)
2).ジョナサン・マジィアベ
3).グレン・エステス
4).1905年
5)米国イリノイ州シカゴ
6)ガスターバス・ローア、シルベスター・シール、ハイラム・ショーレー
7)米国カリフォルニア州サンフランシスコ
8).c)120万 (日本:11万)
9).c)3万1,000 (日本:2,300)
10).クラブ奉仕、職業奉仕、社会奉仕、国際奉仕
11).1985年から、RIは20年間でポリオを撲滅することを目指して、ポリオ・プラス・プログラムをスタート。これは、1つの団体がかつて行った中で、最も野心的で人道的な事業の1つです
12).166か国
13).ロータリー財団に米貨1,000ドルの寄付
14).『THE ROTARIAN』 (日本:『ロータリーの友』)
15).ビンス・アバーサーノ
16).3年に1度。次回規定審議会は2004年に開催
17).大阪、5月23~26日
18)7月
19).カナダ・マニトバ州ウィニーペグ
20).インターアクトクラブは、14~18歳の若者を対象に奉仕活動と親睦クラブを支援するRIプログラム。ロータリークラブをスポンサーとします
21).ローターアクトクラブは、18~30歳の男女を対象にしたRIプログラム。ロータリークラブをスポンサーとし、地域または大学をベースに活動できます
22)青少年交換は、15~19歳の若者に海外で就学または生活する機会を与えるRIのプログラム。毎年約7,000人が渡航し、期間は最長1学年度まで
23)RYLAとは、Rotary Youth Leadership Awards(ロータリー青少年指導者養成プログラム)の頭文字で、RIプログラムとして提供する若い指導者のための強化トレーニング。参加者は、費用の全額を援助され、セミナー、キャンプ、講習会に出席します
24)米国イリノイ州エバンストン
25)34ゾーン、529地区 (日本:34地区)
26)本当
27)60%
28)公式名簿(はいあります。ロータリーの友事務所から出版されている『全日本ロータリークラブ会員名簿』です)
29)第5450地区のロータリーeクラブワン
30)2月
31)1917年の大会で、第6代会長アーチ C. クランフが世界中で善行を積むためのロータリー基金の創設を提唱。
32)ロータリー国際親善奨学金プログラムの前身である Fellowships for Advanced Study(大学院課程奨学金)が最初。その事業は1947年から、18人の奨学生を対象に始めました
33)米貨11億ドル
34)ジェームス・レイシー
35).RI会長主催祝賀会議
36)ロイヤルブルーと金色
37)歯車がロータリーの徽章として選ばれたのは、1912年、米国ミネソタ州ダラスで開かれた会議でのこと。24の輪歯と6本の輻がついた現在のデザインは、1923-24年度に採択されました
38)Every Rotarian, Every year(毎年、すべてのロータリアンが)。2005年までに、総額米貨1億2,500万ドルを年次プログラム基金として寄付することを目標に、毎年、各ロータリアンが米貨100ドル以上寄付することを目標にしています
39)デューク大学、ノースカリフォルニア大学チャペルヒル校、カリフォルニア大学バークレー校(以上米国)、国際基督教大学(日本)、パリ政治学院(フランス)、サルバドール大学(アルゼンチン)、ブラッドフォード大学(英国)、クイーンズランド大学(オーストラリア)     (東京都三鷹市にある国際基督教大学)
40)恒久基金とは、収益だけを財団プログラムの支援に使う基金。その目的は、財団への毎年の支援を補うことで、安定性を確保することにあります。
41)1994-95年度にスタートしたシェア・システムは、地区の年次プログラム基金を共用するための仕組みです。3年間の投資期間を経て、すべての寄付金は使用するために返還されます。地区の年次寄付の60%は地区財団活動資金(DDF)として、地区が選択したプログラムに使用し、40%は国際財団活動資金(the World Fund、WF)を通して、すべての地区が活用できます。投資過程で増えた利益は、ロータリー財団の運営費用を補てんするものとして使用します(2001年11月の財団管理委員会の決定で、2003-04年度の寄付金から、DDFとWFの比率がそれぞれ50%となります。42)各地区のシェア配分に影響を及ぼすのは、3年後の2006-07年度からです)
各地区は、それぞれが選択した財団プログラムのため、地区財団活動資金(DDF)の配分金を使用することができます
43)アフガニスタン、エジプト、インド、ニジェール、ナイジェリア、パキスタン、ソマリア
44)米貨8,000万ドル
45)米貨1億1,149万9,351ドル
46)米貨0.6ドル
47)National Immunization Day(全国予防接種日)
48)米国テキサス州のサンアントニオロータリークラブで、2003年7月1日の時点で会員数729人
49)言行はこれに照らしてから 1)真実か どうか 2)みんなに公平か 3)好意と友情を深めるか 4)みんなのためになるか どうか
50)ロータリー親睦活動グループ
51)11月
52).ロータリー・ニュースバスケット。このオンラインによるニュースレターは、RIホームページのニュースルームの中で無料配信しています(ロータリーの友のホームページから、RIホームページの同ページにダイレクトにアクセスすることが可能です。Contentsの国際ロータリーのホームページを開いて、ニュースバスケットをクリックしてください)
53)個人向け補助金(Individual Grants)は、個人または小規模団体(2~5人)の活動のための旅行を対象に、60日間を限度とし、ロータリーのある国々で国際的な人道的奉仕であるとみなされるものに助成金を与えるものです。基金は、将来の人道的プロジェクトまたは、その地域に直接的に利益をもたらす奉仕活動に対して供給されます。ロータリアンと小規模なロータリアンの団体、ロータリアンの配偶者、ローターアクター、有資格のロータリー財団学友がこれら補助金を受けられる対象です。
54)グループを引率するロータリアン1人と、ロータリアン以外の若い専門職務者4人の計5人
55)毎年、少なくとも総額で100ドル以上の寄付を続けることで、数人のロータリアンが「財団の友」会員になることができます。
56)ジャック・ブレーン
57)ロータリークラブのための新モデル
58)12月
59)Rotary Community Corps(ロータリー地域社会共同隊)。ロータリークラブがスポンサーを務めるロータリアン以外の人の団体で、地域奉仕活動を行っています