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2011年09月29日

 第1511回例会

卓話「原子力の話」 公益財団法人原子力安全研究協会統括参事 石川秀高様
 原発事故の収束のメドは一向に立っていませんが、今回のような原子炉事故が発生すると、スピーディー(緊急時迅速放射能影響予測ネットワーク)システムによりいち早く放射性物質の飛散方向・地域などが判明し、避難区域が設定されます。今回の事故では、政府からのこの情報公開が遅れたことが取り沙汰され問題になったことは皆様ご存知のとおりです。そして、このシステム情報に基づいた放射線モニタリングデータにより、来年3月11日までの積算線量の予測も新聞紙上で報道されました。放射線は目に見えないものであるため、アメリカの多くの心理学者たちは「なんとなく怖い(シャドウ・フェノメノン)」と呼んでいます。
 内部被曝・外部被曝にかかわらず、放射線を浴びると少なからずなんらかの影響が生じます。国際放射線防護学会(ICRP)の発表によると100ミリシーベルト(以下、mSv)が境界数値とされ、それ以下とそれ以上では症状が全く異なります。7,000~10,000mSvの量を全身被曝すると100%の人が死亡、局部被曝では10,000mSv以上で皮膚の急性腫瘍が起こります。また、3,000~5,000mSvで全身被曝した場合は50%の人が死亡、局部被曝では脱毛・永久不妊・白内障・紅斑などの症状が表れます。これらのことから「全身被曝のほうが影響が大きい」とされています。加えて、放射線によるDNA損傷からガンの発生が発表されていますが、ここでもまた100mSvが境界となっていて、例えば1,000人全員が100mSvの放射線を浴びた場合、ガン死亡の自然発生率30%から0.5%増加すると予測されています。1,000人のうち305人が発生する計算になります。
 私達は日常生活において、世界平均で年間2.4mSvの放射線を浴びているといわれていて、このほか胸のX線撮影やCTスキャンなど具体的事例による数値を資料に示しておきましたので、参考にしてください。日本人の年間被曝線量は3.7mSv、そのうち60%が医療被曝となっています(資料参照)。日本全体をみると0.99mSvですが、関東より関西のほうが平均的に約1割ほど高く、局地的に高数値を示すところもあります。体内の放射性物質の量と食物中に含まれるカリウム40の放射能量が資料に図示されていますので、目を通して頂ければ幸甚です。
 よく引き合いに出されるチェルノブイリ原発事故の特徴として、15歳未満の児童に集中した甲状腺疾患があげられます。生存率99%とされていますが、強制移動や社会的・経済的不安などの精神的疾患が今でも続いているといわれています。今回の福島での原発事故から6か月が経ちましたが、疾病よりもこういった精神的影響に起因する変化が表れるだろうと多くの専門家が予測しています。
 ところで、一方ではこの放射線があらゆる分野で利用されていることも見逃せません。室内に設置されている煙感知器や蛍光灯のグロー球、タイヤ、ボタン電池や燃料電池の隔膜、発泡ポリエチレンなどにも取り入れられ、シリコンの半導体化にも応用されています。農業面では草花の品種改良や肥料、医学面ではCTスキャンや創傷剤に役立っていて、漁業面ではサケの遡上研究調査に用いられていることは余り知られていないのではないでしょうか。
 人体が保有している放射線量に比べて、なにかにつけて公表される数値のほうが低いのに不安を覚えるのは、やはり「目に見えないもの」に支配されているのだろうと思います。申し上げた実情をよく理解し、報道される情報に対して冷静に判断して頂くことをお願いいたします。

会長あいさつ 瀬戸啓司会長
 当クラブからの米山記念奨学会への寄付金額が3,000万円に達した実績に対し、本年度の地区大会において表彰されることになりましたのでお知らせいたします。PETSの効果についての調査結果が地区より送られてきましたが、時間的には「1日~1日半がちょうど良い」という意見が多く、私が出席した時には「役割と責務」「地区指導者への協力体制ができるかどうか」「クラブ管理運営」「会員増強」「財団と米山」「長期計画について」などのテーマで行われました。必要であれば、その資料を次年度執行部へお渡ししたいと思います。また地区会員増強・会員維持委員会の議事録が届き、女性会員の増強対策として「輝く女性の集い」を企画し、東京恵比寿RC元会長の司葉子氏に基調講演を依頼して意識高揚を目ざしたいという内容も記されています。
 以上、地区からの報告事項をまとめてお知らせいたしました。

幹事報告 内田治光幹事
1.地区大会出席者名簿を回覧いたしますので、確認のため目を通してください。集合・出発時間などについては次回例会でお知らせいたします。
2.以前当クラブの例会に出席されたネパールのサキヤ氏が、7月よりネパールのマハゴーダRCの会長になられたそうです。礼状が届いていますので回覧いたします。
3.前回の例会で説明させて頂きました「規定審議会への上程案件」について回覧いたします。

Posted by Yoshida at 15:09 | Comments (0)

2011年09月22日

 第1510回例会

規定審議会への上程案件について 内田治光幹事
 以下の案件を立法案としてRIへ上程するか否かについて、会員の投票を地区大会で行います。
①決議案(小田原RCより) ロータリー財団の補助金・奨学金プログラムの無資格者に、ロータリアン・名誉ロータリアンや関係職員の直系卑属やパートナー、ロータリアンの兄弟姉妹或いは36か月以内にロータリアンとなったことのある人物が規定されていますが、これに対する例外規定の検討をお願いしたい件……この度の東日本大震災支援に際し、ロータリーの家族として対象にされないのは問題があるという観点に立ったもの。
②決議案(茅ヶ崎湘南RCより) 定款第4条綱領第2項に掲げる職業に関する規定を真摯に受止め、ロータリアンの職業奉仕の指針として奨励するようRI理事会に要請する件……職業奉仕について今後、奨励をお願いするもの。
③決議案(茅ヶ崎湘南RCより) ロータリーにおいて、ロータリーの綱領が有している重要性に鑑み、その理解と認識をあまねく世界のロータリアンが持つべく改めて強調・推進されんことをRI理事会に要請する件……綱領をもっと強調して推進してもらうという要請のもの。
④決議案(第2780地区より) ロータリーの広報をテーマとした月間を新設することを検討するようRI理事会に要請する件……この決議案では、5月を候補としている。
⑤制定案(大和中RCより) 標準クラブ定款を以下のように改正する。手続要覧の第12条会員身分の存続のAに、3番目として「理事会は、正当な理由があると認められ引き続きクラブ会員たる一定の条件を満たしている場合に、一定以内の期間に限って出席義務規定の特別免除を与えることができる」という条文を追加する。

クラブフォーラム「セミナー報告」
財団セミナー報告
 勝俣秀美ロータリー財団委員長
 今回のセミナーは「活動報告」と「未来の夢計画への移行への準備」というテーマで行われましたが、本日は「未来の夢計画……」に絞って報告させて頂きます。
 2013年度から完全実施される「未来の夢計画」により、国際親善奨学金やCSE、地区補助金、ポリオ・プラスなどの地区活動資金が全面廃止され、この計画に基づいた“グローバル補助金”と“新地区の補助金”に集約されます。グローバル補助金には①平和と紛争防止②教育③貧困の緩和④疾病予防と処置⑤水と衛生⑥母子の健康という6つの重点項目があり、これに関する国際奉仕活動に活用するためのものといえます。移行に備え、第2780地区として夢計画に沿った具体的プログラムを決定しておかないと、補助金がもらえないことになります。
 今回のセミナーで、「ロータリー財団は、寄付だけではなくプログラムを計画して補助金を活用することが本来の目的である」というメッセージが印象に残り、主旨が込められているように感じました。
           ★
米山奨学セミナー報告
     峯一喜米山奨学委員長
 セミナーで森ガバナーは「目的と事業の変更が可能であり最近の学生のニーズに対応するため、財団法人米山奨学会から公益財団法人へ早期に移行したい」と述べ、続いて山地財団法人ロータリー米山記念奨学会理事から「理事会の緊急決議と海外応募米山奨学金について」というテーマで説明がありました。第2780地区は全国(34地区)で第5位の寄付額があるものの資金不足を生じているのが現状で、一人20,000円以上を強く要請されました。その後、小島地区米山奨学委員長より「当地区の米山奨学事業と米山月間」ということで、奨学生に関する実情発表があり、加えて3.11以後の支援に際し、中国・台湾・韓国の学友会の自主的かつ積極的行動も報告されました。
 奨学会発足時とは時代も変わっていますが、「将来、日本と世界を結ぶ架け橋となり、国際社会で活躍してロータリーの良き理解者となる人材を育成する」という米山奨学会の大きな目的のため、私たちロータリアン一人ひとりの力が必要なのです。

会長あいさつ 瀬戸啓司会長
 地区大会において、規定審議会へ上程された案件についての投票が行われますが、規定審議会について少し説明させて頂きます。規定審議会は、組織内から提出された制定案と決議案について審議決定するRIの立法機関で、3年に1度開催されます。地区からは5案件まで上程できますが、審議会の決定は、RI細則に規定されているようにクラブの投票によって覆すことができます。制定案とは、定款細則について審議するもので、決議案とは、組織規定を改正せずにする提案をいいます。最近では、フランスから上程されたクラブ研修制度が決議案に該当し、強制力はないとは言うものの、多くのクラブが採用の方向に進んでいるようです。
 先週の例会後「廣澤会員のボランティア体験を『ロータリーの友』に掲載したらどうか」という進言が川田会員よりありました。執行部では、その方向で関連作業を進めていきたいと思っています。
 当クラブで支援しているNPO法人ロクタの森の事務局(真鶴に所在)の住所変更が届いていますのでご報告いたします。

幹事報告 内田治光幹事
1.10月のロータリーレートは据え置きのまま1ドル78円ということです。
2.次回は夜間例会ですので、時間を間違えないようにお願いいたします。
3.2013年の規定審議会の立法案については、クラブフォーラムの時間を拝借して説明いたします。

Posted by Yoshida at 15:07 | Comments (0)

2011年09月15日

 第1509回例会

卓話「米山財団の話」 西山文男会員
 米山梅吉翁の意志を反映して、1952年(昭和27年)に東京RCが「米山奨学制度」を設立しました。
「アジアにあるロータリークラブの奨学生を採用する」という主旨で始められましたが、1990年に改定され、アジアに限定せず、世界中の国の奨学生を採用しています。募金開始から2年後の1954年に、奨学生第1号としてタイの学生が採用されました。以後、米山財団の特徴である世話クラブ制が1959年に、カウンセラー制度が1971年に設置されています。日本以外での米山学友会の設置は1983年の台湾が初めてで、韓国が1989年、中国では2009年でした。現在まで119か国、累計16,000人の奨学生を預かったことになります。奨学生の採用に際しては、富裕層より貧困層を優先優遇する理念は全くありません。あくまでも本人の成績に準じています。
 (余談ですが、アジア初のRCは日本より1年前の1919年にフィリピンに設立され、その僅か1か月後に中国で初めて設置された記録が残っています)
 米山財団の運営は全て会員からの寄付金14.5億~15億円で行われ、800名の奨学生への経費を賄っています。昨年と一昨年は寄付金不足を生じたため、財団の特別積立金の一部を回して何とか切り抜けた経緯があり、財団の将来を考え来年度からは特別積立金からの拠出をしない方針に決まりました。従って、奨学生数や一人当たりの奨学金額の削減などを講じ、集められた範囲内で事業を進めることになります。会員からの寄付金は財団本部に渡され、国債や社債に使用して金利を得、その収入で事務・人件費などを賄い、2年後に地区に還元される仕組みになっています。寄付金減少に伴う事業の縮小によるレベル低下を押さえるため、2004年にRIから他地区合同奉仕活動として認められた米山記念奨学生制度を力を合わせ維持していかなくてはなりません。
 奨学金のありがた味を感じない学生はいないと思いますが、「帰国したら何の消息も分からない」という会員からの声を多く耳にします。そんな中、この度の東日本大震災の支援にあたり、かつて奨学生だった一人の韓国人から当時の世話クラブへ100万円が寄付されたということを知りました。普段は音信不通であっても、5万円~10万円の寄付を送ってくれた人が数えきれないほどいます。こういった話は一般会員には伝わらないものですが、多くのロータリアンが長い間にわたって手を差しのべてきた行為は確実に人を育て、実を結んでいます。
 先に申し上げた財団事情を察して奨学生制度のシステムをよく理解して頂き、一人当たり最低15,000円の寄付を是非お願いする次第です。
 米山梅吉の意のもとに日本で作られ、世界の優秀な若者を育てて世に送り出したこの制度を絶対になくしてはならないと思います。

会長あいさつ 瀬戸啓司会長
 地区財団奨学金・財団学友委員会から送られてきた議事録には「未来の夢計画に関して、第2780地区と横浜の第2590地区合同で、2011~2012年度および2012~2013年度の地区合同活動について話し合った」とあり、5項目について取り上げられたそうです。きょうはその中から2項目について紹介いたします。①R財団の未来の夢計画によれば、世界平和フェローを除き現行の国際親善奨学生制度は一旦打ちきりになり、2013年度からの奨学生については地区で全て計画し、実行しなければならない。②奨学制度を続けるためには(1)予算の捻出(2013年度以降、従来の半分以下の予算になる可能性があり、留学生の数も地区当たり2名程度になることが考えられる。(2)留学生の調査選定方法およびコンタクト。(3)留学生の資格と条件。(4)今後の学友制度のあり方。など多くの問題があるということです。
 昨日の会長幹事会でも財団奨学生の在り方が取り上げられました。本人は強く希望していながら、両親や学校側とのコミュニケーションがうまくとれていなかったために、選抜されていながら希望が叶わなかったという実例をあげて審議いたしました。
 東日本大震災への義援金は10億3,800万円余が集まり、そのうち1億2,100万円が配分されました。内訳は北海道に600万円、岩手県に5,000万円、福島県に3,000万円、千葉県に1,500万円、茨城県に1,000万円、青森県に500万円、栃木県に500万円となっています。残りについては新規発足した担当委員会で決定されることになっています。
 こういった状況をみますと、ロータリーの基本である「奉仕の精神」が復旧に少しでも役立っているように思えます。

幹事報告 内田治光幹事
会長幹事会報告
1.来月は職業奉仕&米山月間であり、寄付の依頼がなされました。
2.会員増強についての状況報告では、8月末日現在での第2780地区は8名増員となっているとのこと。引き続き増強活動をお願いされました。女性会員の増強を目ざす地区方針の一環として、「輝く女性の集い(仮)」を開催する予定があることも発表されました。
3.地区大会における事務業務補佐の依頼があり、大野事務局員にお願いすることにいたしました。
4.東日本大震災復興のためのプロジェクトが多く提出されていますので、それらをまとめた資料を次回の例会に回覧いたします。
5.来年の、GSE4630地区(ブラジル)よりの訪日に伴う第9グループとしての受入れ日程が4月1日から5日と決まりました。当クラブへは歓送会への出席依頼だけとなっています。
6.2013年RI規定審議会に対する立法案が送られてきました。当クラブからは提出していませんが、第2780地区では4クラブと地区から5つの提案がなされています。次回のクラブフォーラムでの時間をお借りして、簡単に説明させて頂きます。
 最後になりますが、石原会員のご厚意により「相続贈与の豆知識」という冊子を頂きましたので皆様に配付いたします。

Posted by Yoshida at 15:03 | Comments (0)

2011年09月08日

 第1508回例会

卓話「被災地で感じたこと」
廣澤典昭会員

 今回の大震災後、被災地へ2度足を運びました。父が健在の頃、畜産用のエサ(フィッシュ・ミール)を販売していましたが、その原料となっていたのは石巻・女川・宮古など三陸を中心とした水産物でした。そのようなことを思い出しながら、息子と一緒にボランティア活動を始めることを決意し、宮城県の亘理町を拠点としました。海岸から3kmほどの所を走る高さ約5mの常磐自動車道が防波堤になって町の3分の2は被災を免れたといわれていますが、津波で押し流された乗用車などが至る所に放置されるなど、惨々たる状況でした。幸いにもこの町では行政機関が被害を受けなかったため、3月14日には三陸地方でいち早くボランティアセンターを立ち上げることができ、家屋の診断から手をつけたそうです。ガレキを撤去すれば住める家には緑旗、ガレキ撤去後に補修して強度を戻せば住める家には黄旗、立ち入ることができない家には赤旗をそれぞれ掲げて目印にしました。ボランティアの人達が踏み入れられるのは緑と黄の物件のみで、この方法は、その後に各被災地で始められたガレキ撤去の際に参考とされたと聞いています。
 4月に現地入りしたのですが、ボランティアメンバーの主な作業はガレキ撤去で、午前8時30分から午後4時まで全員が行動を共にしました。介護・電気技師・教員などといった有資格者である旨を申し出れば、それを活用できる作業に回されます。今回のような災害ボランティアに参加する機会に遭遇しないことが望ましいのですが、万一の場合のために装備などを説明させて頂きます。先ず、汚れてもいい服装を心がけてください。上下のカッパとゴーグル、マスクは布製のものは避けて活性炭などが入った防塵用のもの、軍手よりもゴム手袋を用意されるといいでしょう。ガレキ撤去のような場合は釘がっさってケガをすることが意外に多く、一般用の長靴ではなく中敷きに鉄板が入ったものを購入してください。それと、ボランティア保険に加入することが義務づけられますので覚えておいてください。
 与えられた作業をこなし、1回目のボランティア活動を終えて4月25日に戻ってきました。5月20日から再び現地を訪れましたが、清掃も行き届き、以前よりもきれいになっていました。秋にもう一度足を運んでみようと思っています。
 参加ボランティアの延べ人数についての最新の調査結果によりますと、岩手・宮城・福島県では、3月が54,700人、4月は14万人というように日が経つにつれて増え、累計すると71万7,000人となっています。私のように同一人物が複数回参加したケースを差し引いても、これだけの多くの方が参加したことは日本人として誇れることではないでしょうか。
 1000年に一度といわれる大惨事から間もなく半年を迎えますが、きれいに整備された被災地の光景が報道され亘理町も大きく変化しているだろうと想像しています。しかし、まだ多くの人が、自宅から遠く離れた仮設住宅で暮らしていることを考えると胸が痛みます。また、現金収入を断たれた高齢者や家族にとっては、明るい光が見えてきません。解決しなければならない問題は山積みされているのが偽らざる現実です。
 今度は近畿地方を含む西日本地方で大型台風による自然災害が多く発生し犠牲者も出ていますが、ここでも多くのボランティアが活動を始めています。阪神淡路大震災が"ボランティア元年"とされ、このたびの東日本大震災で日本のエネルギーを実感したのはボランティアの力だったといわれています。人間には「できること」と「できないこと」がありますが、「できないこと」をやるのがボランティアではないと考えますし、小田原も類似地形環境であり地震について取り上げられているので、私は常日頃から「明日は我が身」だと感じています。
 今回のボランティア活動に参加して「自分には何ができるのか」ということを少しでも考えることができましたし、これからも支援の心を持ち続けたいし、続けるべきだと思っています。そして、汗を流しながら活動に参加したいという気持ちです。
 想像を絶する被害をもたらす自然の破壊力と、ガレキの中に小さな花を咲かせ、荒れ果てた地にもつぼみを開いて季節の訪れを告げる自然の強い生命力。その両極端の現実に改めて驚かされました。

会長あいさつ 瀬戸啓司会長
 先日、津久井RCの会長とお会いする機会がありました。やはり気になるのはガバナー公式訪問で、津久井RCでは既に公式訪問を終えているというので話を伺いますと、「米山へ2万円以上・財団へは180ドル以上・東日本大震災復興への寄付100ドルを達成するよう頑張ってもらいたい」と強く要請されたとのことでした。当クラブは一番最後になっていますので、よろしくお願いいたします。
 各セミナーも9月いっぱいで終了する予定ですが、担当になった年は一生懸命に取り組みますが、任期を過ぎるととかく忘れがちになるものです。一度経験したこと、習得したことは自分の財産にして活用してもらいたいと思います。
 東日本大震災から6か月になろうとしていますが、発生後3か月あたりに私も被災地を訪れたことがあります。テレビや新聞で見るよりもはるかに悲惨な光景を目のあたりにすると、改めて自然の力に驚かされました。

幹事報告 内田治光幹事
1.遅くなりましたが、会員証を本日お配りいたします。
2.小田原エコカープロジェクト第2回勉強会が9月22日に開催されますので、参加希望者はお申し込みください。

Posted by Yoshida at 15:21 | Comments (0)

2011年09月01日

 第1507回例会

卓話「自己紹介」大塚謙太会員
 昭和23年(1948年)7月1日生まれの“団塊の世代”です。箱根町で生まれましたが、1歳から小田原で育ちました。城内小・城山中・小田原高校に進み、日本の高度成長期とともに過ごし、昭和46年(1971年)に当時の日本交通公社(現JTB)に入社いたしました。その頃は海外への渡航の自由化が認められ、海外旅行ブームも手伝って忙しい日々でした。また、1ドル360円の固定から変動価格に移行し、1ドル230円という記憶が今でも残っています。現在の1ドル70円台という数値を見ると、経済成長がいかに著しかったかよく分かります。
 全国展開だった企業ゆえに転勤はつきものでしたが、幸いなことに営業課長時代の4年と支店長としての4年間を小田原で勤務させて頂きました。「小田原出身」というだけで全面的に任せてもらえることも多く、成績も伸びたことを覚えています。さらに、県庁や市役所には私の出身中学や出身高校の同窓会もあり、顔を出すことによって交流も広まり営業面でもかなり役立ちました。本当に恵まれた環境で業務に打ち込むことができたことに感謝しています。最後は横浜支店勤務でしたが、かながわ・ゆめ国体や日韓共催のワールドカップでの搬送に携わったことも忘れられない思い出です。
 こうして32年間のJTB勤務を終え、最後の8年間は皆様よくご存知のはとバスへ出向いたしました。昼夜合わせて176の定期観光バスコースがありますが、都内のウォーキングコースも好評で、中でも「江戸城の秘密」と名付けられたコースは参加者も多く、私自身も好きで、見ること聞くことがまさに“目からウロコ”の内容です。江戸の町の出入口に歴代将軍の菩提寺(芝の増上寺と上野の寛永寺)を置いて城を守らせたという話や、黒・白・赤・黄・青を基にした五行思想を取り入れて江戸城を囲むように不動尊を配した話など興味がつきません。いろいろと見聞きした話から、当時の人たちは霊魂や自然現象とうまく向き合っていたように考えられますし、現在に比べても土木・測量の技術がはるかに劣っていたのにもかかわらず正確な位置を定められたことなど、どれをとっても感嘆せざるを得ません。
 会社勤務を全し地元に戻ってきた時も多くの方から温かい声をかけて頂き、とても嬉しい限りです。現在携わっている仕事をとおして、また今まで得た観光・接客などのノウハウを活かして、これからは少しでも地元のお役に立ちたいと思っています。時間の許す限り力を注ぐつもりですので、私にできそうなことがあれば声をかけてください。
 入会してからまだ日も浅くロータリアンとしては未熟者ですが、皆様との出会いを大切にして一緒に活動して参りたいと思いますので、今後ともよろしくお願いいたします。

会長あいさつ 瀬戸啓司会長
 先週の移動例会では「自衛隊の演習」を見学いたしましたが、その迫力には圧倒されました。計画をして頂いた関係者の皆様には感謝いたします。
 今年度および来年度と再来年度にかけて実施される「R財団の未来の夢計画についてのアンケート」の主旨を、本日の理事会で報告させて頂きました。各クラブより意見や質問を集め、地区として財団からの補助金の受取り方を検討しようというものです。財団への寄付金の使途については、昨年度11月号の『ロータリーの友』に紹介されていますので、その一例をご紹介いたします。①HIV(エイズ)テストが1回70セント(約64円)。②マラリヤ予防のための器具が5ドル(約470円)。③白内障手術が25ドル(約2,350円)。④識字率向上のための集中言語能力器機(CLE)が8.56ドル(約800円)。⑤ビタミンA不足による失明防止のための薬品が2セント(約2円)。⑥浄水のためのろ過装置が32ドル(約3,000円)。⑦ポリオワクチンが60セント(約55円)。⑧収入源とするための家畜(鶏)購入が20ドル(約1,800円)。などと発表されています。私たちの寄付金の使われ方の一端をお知らせいたしました。
 今後ともよろしくご協力をお願いいたします。

幹事報告 内田治光幹事
 本日の理事会では、未来の夢計画へのアンケートについての協議と、10月の卓話予定が承認されました。
 10月15・16日の地区大会のパンフレットを配布いたしましたが、出席者数の報告要請がされていますので、申込み手続きをお願いいたします。9月12日の米山奨学セミナーへは峯米山奨学委員長、10月15日の地区指導者研修セミナーへは会長と幹事、井島会長エレクト、金子クラブ研修委員長に出席を依頼しています。また、9月10日のローターアクトの日にちなんで、市内清掃活動が実施されますが、参加希望者は申し込んでください。
 ロータリー財団より、為替レートが9月1日から1ドル78円に変更される旨の連絡が届いています。

Posted by Yoshida at 11:54 | Comments (0)