卓話「自己紹介とロータリーに思うこと」川田隆志会員
某会員から「CLPのプラス面は?」との質問を受けました。CLPは私が会長の時に始まったもので、これはRIの方針で、会員数に関係なくクラブの管理組織の枠組部分だけを分離して各クラブの基盤を強化・活性化できるように考えたものと受け止めています。
会員増強が叫ばれる中、各クラブ共に生き残りへの危機感を強めています。単にCLPの制度を採り入れるのではなく、会員の意見を取り入れながら意向に沿うよういかに活性化させ魅力あるクラブにしていくかがCLPの最大の目的ではないかと思います。当クラブでは過去に「クラブ活性化勉強会」を立ち上げたり、使用細則検討委員会を設立して活動した例もあります。これからも細則の変更は随時必要でしょうし、改めて活性化のための活動を継続していくことが重要であろうと考えます。
私自身がCLPについて十分な理解をもたないままスタートし、中途半端なまま現在まできてしまいました。当時皆様から寄せられた多くのレポートは大切に保管してあり、改めてじっくり目を通してみたいと思っています。
これからの執行部の方々には、クラブをより良くするための仕組みがCLPであろうという意識のもとに、さらに活性化した小田原中ロータリークラブを目ざしてもらいたいと願っています。
では、この場をお借りして16年ぶりに簡単に自己紹介をさせて頂きます。私は日中戦争の中、昭和14年に韓国の大邸で生まれ、釜山から引き揚げてきました。湯河原にあった母の実家に身を寄せたものの、小学校5年生の時に、作業中の父をキテイ台風で失い、4人の子どもは母の手ひとつで育てられました。長男であり、家計を考えて高校進学を断念し横浜の
某木工場へ住み込みで就職。今では死語になったと思われる、いわゆる小僧でした。そして昭和39年9月、私が25歳で妻が22歳の時に結婚いたしました。苦労ばかりかけてきた妻が昨年8月、突然の病に襲われて右往左往する日々が続きました。こうなって初めて妻の存在の偉大さを感じます。今後は私が妻の支えとなる番だと自覚しながら日々を過ごしています。その節は、皆様にはご心配をおかけして申し訳ありませんでした。
自分が会社を設立した時もロータリーへ入会する時も田中秀明会員のお父様には、大変お世話になりました。その“縁”がなければ、どうなっていたか分かりません。
私の今までの人生で敗戦・両親との死別・就職・結婚・独立しての会社設立・ロータリーへの入会などといった幾つかの岐路がありましたが、ロータリアンになってこの場にいられることは最大の喜びであり、生き甲斐になっています。そして、多くの人と交流がもてたことに心から感謝しています。

会長あいさつ 豊田 靖会長
移動家族親睦会に大勢の皆様のご参加を頂きありがとうございました。食事の時に、私の孫が騒がしくしてご迷惑をかけましたことをお詫びいたします。
25日にロータリー財団セミナーが開催され、私と古澤ロータリー財団委員長が出席いたしました。当日は直前会長の関口会員が研修委員として出席されていました。お疲れ様でした。この報告は、9月17日に行われる米山セミナーの報告と一緒にさせて頂きます。
先週の幹事報告でもございましたが、国際ロータリー会長ノミニーに日本人のロータリアンが推薦され、10月1日までに異議がなければ決定となります。なお、日本人としては3人目だそうです。
幹事報告 吉田 孝幹事
1.9月のロータリーレートが86円になりました。
2.GSE派遣チームリーダーとメンバーの募集が届いています。
3.地区大会の出・欠席受付けは本日が最終日です。
4.東大阪東ロータリークラブ創立45周年記念誌が送られて来ましたので、回覧いたします。
5.ロータリーカードの募集が届いています。
卓話「モンゴルについて」バヤラー ネレグイ様(米山学友会モンゴル)
私はモンゴルの首都ウランバートルで生まれました。16の民族からなるモンゴルの人口は約270万人で横浜市より少なく、そのうちおよそ202万人が首都に住み、面積は日本の4倍ほどです。宗教は仏教ですが、チベットから伝わったラマ教です。
モンゴルはソ連(現ロシア)に次ぐ社会主義国家だったため、8歳でソ連の教育制度をモデルにしたロシア語小学校の1年生になり、ロシア語での教育を受け始めました。ところが1991年にソ連が崩壊すると、モンゴル政府はソ連式の教育制度をモンゴル式の教育制度へと転換。そのため、ロシア人教師によるロシア語での教育を受けていた小学校2年生の私は、突然、モンゴル人教師によるモンゴル語での教育を受けるという非常に困難な教育環境に身を置くことになりました。
2003年に大学を卒業し、同年9月から翌年4月まで㈱小松製作所ウランバートル支社に勤務しました。この日本企業での勤務は、私の日本への関心を一層深めたのです。
ソ連当時は宗教の自由は認められず、1992年に社会主義から民主主義への転換が図られてから新憲法のもとで宗教の自由が保証された経緯があります。主要貿易品目としては、地下資源となる鉄鉱物、皮革製品やカシミヤなどが輸出され、石油製品・自動車・日曜雑貨・機械設備などを輸入しているのが現状です。
モンゴルは「草原」のイメージが強いですが、南側にはゴビ砂漠が広がり、国民のほとんどが遊牧民です。この砂漠地帯で生活する人々にとってラクダはあらゆる面で重宝がられていますが、ここのラクダは2コブラクダです。ゲルと呼ばれる折りたたみができる“住居”を使いながら移動するのですが、北へいくと“モンゴロイド”と呼ばれるエスキモーに似た生活を営んでいる貴重な民族もいます。ここではゲルではなく、皮製テントです。
モンゴルでは7月10~13日まで「夏まつり」といわれる最大の行事が行われ、伝統あるモンゴル相撲・弓技・競馬の3種目で熱戦がくり広げられます。競馬といっても日本のようにギャンブル性はなく、子どもが子馬に乗って競い合い、優勝者には政府からマンションや自動車が与えられるのです。
モンゴルでも正月はありますが、クリスマスはありません。なのに、正月にクリスマスツリーが飾られるという、違和感を覚える光景をよく目にします。これには、モンゴルの建国の歴史がかかわっているのです。長い間満州民族の支配下だったモンゴルで、1921年のある日、一人の青年が国存亡の危機を訴え軍隊を集め、満州民族排斥運動を進め、衰退し貧窮を極める実情を救うため、1週間以上もかけて鉄路でモスクワへ向かったのです。当時のソ連では、レーニンを擁する「赤軍」と国王派の「白軍」に分かれていましたが、その青年はレーニンを頼り、モンゴルの実情を訴えながら、支援を願い出ました。それと引き換えに社会主義体制を採択することを約束して帰国、ソ連の協力で満州民族を撤退させ社会主義国として独立したのです。以降70年以上にわたってソ連の影響を受け、文化や風習もとり入れられました。クリスマスもその一例といえます。
留学生の中には、いわゆる発展途上国からの学生も多く、引き続きご支援ご協力をお願いいたします。

会長あいさつ 豊田 靖会長
米山記念奨学会より「2010年7月の寄付金は1億9,700万円で前年比1,200万円減でした。会員数の減少に伴うと思われる普通寄付金の減少が、厳しいスタートの要因となっているように思われます。今年度の予算目標は前年度実績より2,700万円減の13億円で、日本のロータリアンが誇りとする米山記念奨学事業発展拡大のために今年度も是非ご支援ご協力を賜わりたいと存じます」というメッセージが届いています。改めましてよろしくお願いいたします。
幹事報告 吉田 孝幹事
1.地区大会への出・欠席の返事を来週までに事務局へ提出してください。地区大会本会議は10月17(日)で、昼食は各自で済ませるようにお願いいたします。
2.美術同好会写真展が飛鳥画廊にて8月25日から30日まで開催されます。NPO法人ヒマラヤロクタの森への支援も兼ねていますので、よろしくお願いいたします。
3.小田原で開催される青年会議所全国大会への招待状が届いています。
4.「次次年度RI会長に日本人ロータリアンが就任」という速報が流れました。次回の会議で反対意見がなければ決定ということになります。
5.ロータリー綱領のうち「翻訳問題」に関するアンケートが届いていますので、会長もしくは綱領などに精通した方に依頼して回答したいと思います。
卓話「チャレンジ」 小山勉前ガバナー補佐
東京オリンピックで男子バレーボールチームの一員として銅メダルを獲得しましたが、バレーボールとの関わりは中学時代にまでさかのぼります。
背の高いところが目に止まったのか、中学2年の時にバレーボール部から誘われて入部。練習に参加してみると想像以上の猛練習と厳しい指導で、途中でやめたら何をされるか分からないと思ったので歯をくいしばって続け、認められるプレーができるようになりました。この経験から「苦しくて離脱したら全てが終わり、自分でできなければ周囲の人に助けられながらでも続けていれば何とかなる」という信念が芽ばえ、以後の人生の礎になったと思います。
高校3年の時に全国大会で優勝、初めての日本一の栄誉を賜わりました。今から思うと、「何かを自分の意志で始めて、試行錯誤や苦しさに耐えながら栄光を掴んだときの喜びは何物にも代えられないが、周囲の多くの人たちからも祝福してもらえたときは、その喜びが2倍にも3倍にもなる」ということを実感しました。大学から社会人を経て、全日本の一員としての私のバレーボール人生は続いていきます。東京オリンピック前の世界選手権で監督から「始まる前から勝敗が決まっている試合はない。たとえ勝ち目がないと思っても、やってみなければ何が起こるか分からないのだから、練習で培ってきたことを個人個人が全て出し切って全力で戦ってもらいたい。すなわち“開き直り”の精神でぶつかること」と叱咤激励され、強敵・東ドイツ戦で“奇跡の勝利”を収めることができたのです。
「だめと思っても頑張って努力すること。壁にぶつかったと思っても、はね返されながらも幾度も挑戦すること。ぶち当たってみなければ乗り越えることはできない」――それを、私は“チャレンジ”と呼んでいます。
最後に、中国・戦国時代の思想家で「性悪説」を唱えた荀子の言葉をご紹介させて頂きます。
「知らざれば則ち問い、良くせざれば則ち学び、良くすると言えども必ず譲り、以て徳有りと成す」(知らないことがあったら聞き、うまくできないことがあったら一生懸命勉強し、うまくいったとしてもそれは自分ひとりの力ではないことを認識すること、これらによってその人の徳となる)
この言葉はロータリーの「出でて奉仕せよ」の精神にも相通ずるものがあると私は思っています。
「何事にもぶつかってみなければ結果は出ない」この“開き直りの精神”で、これからのロータリー活動に励んで頂きたいと思います。

会長あいさつ 豊田 靖会長
気温が35度以上を記録すると“猛暑日”ですが、これからは1~2度下がるだろうと予想されてはいるものの、それでも30度を超える暑さです。くれぐれも体調にご注意ください。
8月は「会員増強および拡大月間」ですが、年度始めにガバナーに提出する資料には「小田原中ロータリークラブとして純増2名を目標にします」と明記いたしました。田中政吉会員増強・職業分類委員長とともに目標達成に向けて活動を展開していきたいと思いますので、ご協力をよろしくお願い申し上げます。
本日は小山前ガバナー補佐に「チャレンジ」というテーマで卓話をして頂きますが、元気の出るようなお話を聞くことができることを楽しみにしています。
幹事報告 吉田 孝幹事
本日の理事会で、下記事項が承認されました。
1.8月最終例会を立食形式から着席形式に変更すること。
2.釼持会員からの「会員増強についての提案」については、具体的な計画を立てながら進めていくこと。
3.再入会時の入会金について、定款細則を適用して免除すること。
4.ロクタの森支援は本年度も実施すること。
5.9月の卓話プログラムについて。
6.上野会員から提出された退会届の件(再入会希望)。