小林 泉会員
「メタボリックシンドローム」という言葉をやたらと耳にしますが、その原因があたかも個人や企業にあるような説明がなされます。私は、国民の健康は根本的には国が守るものだと思います。労働安全衛生については、特に従業員を50人以上擁する企業にとって大変な時代になっています。産業医制度が実施されるようになったのは25年程前で、従業員50人以上の企業は産業医を選任するように定められました。健康審査に基づいて、通院などの指示を与えるだけで済まされていたものが、健診の結果に準じた保健指導が義務づけられました。それは企業の義務にも通じ、怠ると訴えられることにもなりかねません。
労働安全衛生法に基づく特定健診では、従来のBMIに加え、腹囲測定が重要視されるようになりました。特定健診は生活習慣病の予防が目的で、定期健康診断は勤務に耐えられるかどうかを見るものですが、企業にとって個人データの管理や健診費用など様々な問題が生じています。健診項目の判定値はお渡しした資料に記しておきましたので、よくお読み頂いて自分の健診結果と照合してください。LDL(悪玉)コレステロール値はラードやバターなどの摂取量により上昇します。HDL(善玉)コレステロールが低すぎると動脈硬化などを進行させますが、食物によって上昇させることができないので体を動かすことが一番の方法です。健診結果が良くなくても、症状が出ないのでそのままにしておくことはやめるようにお願いいたします。
ここ小田原は“糖尿病多発地帯”といわれていますが、歩くことが一番簡単な運動ですので、一万歩以上歩くことと、野菜類を多く摂取することを心がけてください。そして、健診結果をみながら自分の健康管理に注意して日々をお過ごしください。
露木英治会員
私は、趣味を生かして当地に伝わる小田原囃子の保存・継承に携わっています。囃子は今でこそ庶民的なものになっていますが、神様を迎えて祀るために演じられたのが始まりとされています。
小田原囃子は、江戸時代に宿場制度が設けられて人の往来が盛んになり、見世物興業の芝居小屋「桐座」が昔の寺町あたりに建てられました。上り下りの旅役者がそこで歌舞伎を演じた際に囃子手が小田原の町民に囃し方を伝授、それがやがて独自の小田原囃子になっていったといわれています。地元はもとより、松田・山北・箱根・熱海・湯河原・平塚あたりまで小田原囃子の流れをくむ演じ方が伝えられています。その地域によって多少の差異はありますが、基本的には同一のものといえます。現在、私たちは小田原囃子として6種類を教えられていますが、それぞれに囃し方の違いがあるものの、笛・太鼓・鐘・小鉢などが息を合わせないとうまくいきません。
祭礼では注連縄が張られ山車・神輿がねり歩き、祭り囃子が聞こえます。注連縄は神聖な領域であることを示し、山車は神様を迎えに行く車、囃子は賑やかに神様を迎えるためのものであり、地元に降りた神様を乗せるのが神輿というように、各々に深い意味があります。こういったことを頭に入れながら祭りを楽しんでみてください。
時の流れと共に行事自体が簡略化され、本来の意義が失われつつあるように思います。しかし、その由来や縁起を考えると先祖から伝えられた地域の行事は絶やしてはならないと考えますし、少子化といわれる現代ですが、私たちが親から受け継いできたように、次の時代を担う世代への伝承は“現役”の責務であると強く思います。
いつまでも小田原囃子が聞こえるように、私の体力の続く限り参加していきたいと思います。
会長あいさつ 川口功一会長
本日は「ロータリー地域社会共同体」について簡単にご説明いたします。これはRCの提唱によりロータリアン以外で構成される自助組織で、ロータリーの精神に則り自分達の地元・地域の発展のために活動することを目的とし、その活動の過程において、グループ活動の技術を習得するものです。当初はロータリー村落共同体という名称でしたが、「村落」の解釈をめぐって異議申し立てがあったために現在の名称に変更されたようです。
なお、ロータリー財団より、マルチプル・ポールハリス・フェローの賞状と記念品が届いていますので、片桐会員にお渡しいたします。
幹事報告 廣澤典昭幹事
1.RIからの連絡で、11月からのロータリー為替レートは1ドル100円となります。
瀬戸啓司会場監督より
新年度がスタートして早や4ヶ月が過ぎましたが、11月と12月は、会員増強5人組に基づいた座席配置といたしますのでご了承ください。
私の趣味 テニス 辻 秀志会員

50年前の高校3年生の時から始めたテニスは、私の趣味であり健康の源でもあります。これからも続けていきます。
卓話「ありんこホーム作業所の現状」 ありんこホーム作業所所長 高橋直美様

長い間障害者は就学免除でしたが、昭和54年頃に擁護学校が義務制になって人間としての尊厳が守られてきたように思いました。でも、学校であるからには卒業しなくてはなりませんが、その後の“受け皿”がなかったのです。1983年(昭和58年)4月に神奈川県と小田原市の補助を受け、擁護学校を卒業した障害者のための社会参加施設として私共のありんこホーム作業所が設立されました。その裏には、体の不自由な子どもをもつ親たちで結成されている「小田原市肢体不自由児者父母の会」の会員たちの「自分の子を在宅のままにさせたくない」という強い願いがあったのです。私の息子は18歳で亡くなりましたが、重度心神障害児者でした。そういう経験から「何か社会の役に立ちたい」という意思が芽生え、現在に至っています。
ありんこホーム作業所は、利用者の能力に応じた作業や生活訓練を行い、仲間と共に働く喜びや厳しさ、他人に対する思いやりの大切さを学びながら社会人としての自立ができるように支援することを目標に努力を重ねて参りました。10名からスタートした作業所も浜町・鴨宮・千代の3ヶ所に増え、在籍者56名になりました。障害者の支援だけでなく、保護者の相談相手にもなりながら地域での孤立を防いでいます。自分ながらその役割はとても大きいと感じています。当初は肢体障害者だけの受入れでしたが、時代の変化につれて障害の多様化は顕著になっており、安定した受入れ状況を作るための財政的基盤の確立を考え、平成18年5月17日に特定非営利活動法人「小田原虹の会」を設立して、父母の会より事業を引き継ぎました。平成16年の第三作業所の立ち上げを機に、各々の作業所に特色を持たせましたが、共通していることは「生きていくことへの意欲を育てること」です。障害を持つ人たちは作る喜びを覚え、この作業所で作られた様々な製品は多くの方々に喜んで使ってもらっています。
国や自治体による運営費補助金は大幅減額となり、作業所にかかる負担は増々大きくなっていきます。このような苦しい現実に向かって、これからも高い理念をもって利用者の幸せを願いながら、地域で歩み続けていきたいと考えますので、皆様のご支援ご協力をよろしくお願い申し上げます。
東大阪東RCとの親睦ゴルフ大会を兼ねた淡路島旅行

会長あいさつ 川口功一会長
高齢者問題が取り上げられている昨今ですが、ロータリーにも高齢者の方々が活躍できる組織があります。「プロバスクラブ」と「ロータリー地域社会協同体」といわれるものですが、今日は「プロバスクラブ」について説明させて頂きます。地域社会への奉仕活動についてはRIが定義していますが、プロバスクラブの目的は、現役を退いても活動する能力を持つ方々を対象に少なくとも月1回の会合を開き、卓話者を招いたり会員の卓話を聴く機会を設けて同じ環境の会員同志の交流を図り、価値ある活動を通して、共感したり同じ時間を共有することによって意義ある生活を推進しようとするものです。
世界で約4,000クラブ・30万人以上といわれ、日本では1988年(平成元年)に2680地区に初めて設立され、ロータリアンに限定されず60歳以上の男女が対象となっています。
なお、マルチプル・ポールハリス・フェローのピンが豊田・川田・鈴木・田中(秀)会員に届いていますのでお渡しいたします。
幹事報告 廣澤典昭幹事
1.相洋高校より「チャリティバザーへの一品持ち寄りのお願い」が届いています。協力頂ける方は直接持ち込むか、連絡して取りに来てもらうようにしてください。
私の趣味 ハワイ研究 井島誠行会員
初めてハワイに行ってから今年で40年。以来、私の趣味は「ハワイ研究」となりました。18年前から現地法人を作り、趣味と実益になっています。日光浴をしながら美しい海と夕陽を撮ったのですが、なぜか私のむさ苦しい足も…。
卓話「職業奉仕について」 伊藤伸之地区職業奉仕副委員長(湯河原RC)
ここ数年、企業の不正行為が相次いで明らかになり、“利益追求のためには手法を選ばない”という企業体質が浮き彫りにされ、こういった事件にロータリアンが関与していたことは残念でなりません。

では、ロータリーにおける職業奉仕とはなんでしょうか。奉仕団体は数多くありますが、職業奉仕を掲げているのはロータリークラブだけです。職業奉仕については、ロータリー綱領の2番目に「事業および専門職務の道徳的水準を高めること。あらゆる有用な業務は尊重されるべきであるという認識を深めること。そして、ロータリアン各自が業務を通じて社会に奉仕するためにその業務を品位あらしめること」とうたわれていますが、その表現が抽象的なため難しくて分らないという声がよく聞かれますので、2680地区田中毅PGの「ロータリーの源流」の中に詳しく記載されていますのでよくお読みください。また、F.シェルドンが、自分のビジネス・スクールで経営学の基本理念として教えていた「自分の利益を優先するのではなく、自分の職業を通じて社会に貢献するという意図を持って事業を営めば、結果として継続的な事業の発展が得られる」という考え方を、ロータリーがそのまま受け入れて現在に至っているのです。この、社会に貢献する意図を持って事業を営むための方法が、1932年にH.テーラーが倒産寸前の会社を蘇らせた有名な“4つのテスト”です。
真実かどうか(事実をありのままにする)
みんなに公平か(基準を決めてオープンにする)
好意と友情を深めるか(信頼関係を築く)
みんなのためになるかどうか(従業員や顧客)
この4つのテストを事業の行動基準に照合していたならば、昨今の企業不正行為を防ぐことができたのではないかと思われます。
ロータリー綱領の第1がクラブ奉仕で、会員の親睦を深めて相互理解・信頼を築くことで新しい取引関係が生まれ、より以上の利益が得られます。その利益の中から奉仕活動へつなげ、第3の社会奉仕、第4の国際奉仕へとなっていきます。職業奉仕とは、職業倫理の則り顧客をはじめ関係者が適正な利潤を得ることで、利益なくして奉仕活動はできません。
地区ホームページに職業奉仕のページができましたのでお読み頂き、ロータリアンとして職業奉仕を通して社会貢献できる活動をみんなで考え、進めていきましょう。
優良職業人表彰
本年度の優良職業人は、村上金蔵商店で麺づくり一筋に50年勤め、今は後進の指導にあたっている萩野悦郎様です。

会長あいさつ 川口功一会長
本日は「ロータリーの定款・綱領」について話をさせて頂きます。ロータリー創立の翌年(1906年)に目的が定義化されましたが、ポーランドで開催された第3回世界大会で、ポール・ハリスの指令によって作成の方向に進み始めました。こうして、200~300項目もあった定款条文も集約されて現在のものになってきたのです。
定款と細則は連合会とクラブが守る規則と手続きを定めたものでしたが、「ロータリーとは何か?」「ロータリアンは何を信じているのか」などの基本的な問いかけに答えるものではありませんでした。その後、シアトルRCによってその信条を定義する綱領が作られました。1911年頃には5段階から成る声明文ができ、「奉仕が全ての仕事の基礎である」という考え方が提示されました。綱領を見ると「最もよく奉仕する者、最も多く報われる」という言葉で結ばれています。
ロータリー財団よりマルチプル・ポール・ハリスフェローピンが小峯・吉田(孝)・西山会員に届いていますので、お渡しいたします。
本年度の優良職業人は、村上金蔵商店で麺づくり一筋に50年勤め、今は後進の指導にあたっている萩野悦郎様です。
幹事報告 廣澤典昭幹事
1.地区および足柄RCより、地区大会の礼状が届いています。また、5日の早朝からお手伝い頂いた足立・伊藤・阿部・桜井・勝俣会員にお礼申し上げます。
2.10月4日の選挙人会に会長と幹事が出席し、全員投票の結果、決議案1、2、3、5番と制定案7番がRI提出されることになりました。
3.インターアクト年次大会が11月23日に開催されますが、会長、幹事、新世代奉仕委員長の3名を登録いたしました。
4.第36回神奈川県ロータリアン親睦テニス大会が、11月11日に湘南ローンテニスクラブで開催されます。
5.地区ウェブサイトの職業委員会のホームページが開始されていますので、ご覧ください。
私の趣味 チェロ演奏 足立衛紀会員

あまりうまくありませんが、趣味としてチェロを弾いています。将来、娘のバイオリン演奏と競演するのが夢です。
卓話「米山月間にちなんで」 米山奨学生ラジバンダリ・ジュンタ様
2年間の奨学金を受けながら、日本で勉強することになりました。現在は東海大学工学部建築学科に在籍していて、母国ネパールの歴史ある建築物の保持のため、日本の建築工学を学んでいます。ネパールでは、小学校から高校まで外国語として英語を習い、日本語や他の言語を習得したいときは、特別な語学学校へ通わなければなりません。でも幸いなことに、父は日本語学校の教師で、伯父たちは日本語ガイドとして働いています。また、伯母たちも日本語を話せますので、私にとって本当に幸運でした。
私は、日本の文化や習慣、でいねいなマナーにとても感激し、興味を持つようになり、日本語の勉強を始めました。日本語には欠かせない漢字については、とても難しくて気が重くなりましたが、先生は一字ずつその成立の由来から親切に教えてくださったのでもっと漢字の勉強をしてみたくなりました。
日本は縦に長いので、雪国の北と南国の南では民家の構造も違っていますので、実際に自分の目で見るのが楽しみです。また、関西空港が海上に作られたことを知り、とても驚きました。日本は地震国なのになぜ高層建築物が建てられるのか、不思議です。大学卒業後は大学院に進み、こういった優れた建築技術をもつ日本で、もっともっと多くのことを吸収し、ネパールで生かしたいと思っています。
少しネパールについて紹介させて頂きます。北にはヒマラヤ山脈とチベットと中国、南にはインドがあり、大きな2つの国にはさまれた長方形をした国です。首都はカトマンズで標高1300mに位置し、仏教とヒンズー教の国で、人口よりも神様の方が多いといわれ、町のあちこちに寺院があります。仏教とヒンズー教では寺院の構造が異なります。36の異民族で構成され、それぞれに独自の言語や文化・習慣を有しています。その中でもネワール族は世界的に知られ、昔からチベットと交易をして優秀な彫刻技術を持ち、ネパールにある世界遺産に指定された寺院や宮殿の彫刻は彼らの手によるものです。
カトマンズから西へ200mほど行くとグルン族が住む町があり、この民族はほとんどが軍隊に入隊します。また、カトマンズから南へ行くとダライ地方で、タル族が住んでいます。このタル族は、16世紀頃にインドからやって来たとされ、特有のマリリア病に強いといわれています。首都の東北、標高3000m~5000mに住むシェルパ族は山を越える人の荷物を運びながら案内しています。
ネパールでも日本のように移りゆく四季があり、11月~3月頃がヒマラヤを見るのに最適です。8000mを超える山は世界で14個あり、そのうち8個がネパールにあります。修学を終えて帰国したら、是非ヒマラヤに行ってみたいと思っています。
今後ともよろしくお願いいたします。

会長あいさつ 川口功一会長
「規程審議会提出立法案の賛否投票用紙」に記入して提出してください。
米山梅吉翁は日本のロータリークラブの創設者と知られ、静岡県長泉町には記念館があります。実はこの米山翁が、青山学院大学初等部の創設者であることは余り知られていません。毎年初等部の卒業式が挙行される礼拝堂は「米山記念礼拝堂」と名づけられています。また、横須賀にある「ペリー上陸記念碑」など、多くの日米友好の基となる記念碑の建設発起人にもなっています。このように、ロータリークラブばかりでなく、多岐にわたって活躍された人であることがお分り頂けると思います。
また、青山学院大学初等部アマチュア無線クラブが、国際宇宙ステーションとのコンタクトに成功したことも報道されています。
幹事報告 廣澤典昭幹事
1.RIより連絡があり、10月の1ドル換算レートは106円とのことです。
2.地区大会では、大磯駅より会場までシャトルバスが運行されますのでご利用ください。
3.地区より「青少年の交換帰国報告書」と「財団法人ロータリー米山記念奨学会2007年度決算報告と事業報告書」が届いていますので、回覧いたします。
4.地区ローターアクト委員会より「第2回地区アクターズミーティング出席案内」が届いていますので、出席希望者は社会奉仕・新世代奉仕委員会へ申し込んでください。
理事会報告
1.吉田信幸会員の退会に伴い、桜井会員に副会場監督をお願いすることが承認されました。
2.「ヒマラヤロクタの森支援」について、ロータリー財団地区補助金申請をいたしました。
3.平成20年度優良職業人表彰は、村上会員の企業の方に決まりました。
4.11月のプログラム予定が承認されました。
5.9月20日の「ボウリング大会&バーベキュー大会」の収支決算報告書が承認されました。