クラブフォーラム「米山奨学会セミナー報告・ロータリー財団について」
米山奨学セミナー報告 西山文男地区副幹事
セミナーでは先ず、奥津光弘ガバナー・エレクトが「寄付金の減少に際し、皆様のご協力で米山奨学会を盛り立てたいと思います。ロータリー記念米山奨学会と名称も変わりRIに帰属されましたが、あくまでも日本独自のものです」と強調されました。また、今年から「米山学友ホームカミング制度」を新設し、帰国した元奨学生を日本に迎え、社会人として日本の生活を見つめてもらうことを始めました。続いて奨学生だった中国の学友から「米山によって私は救われ、米山がなかったら今の私はなく、現在の地位に就くことはできませんでした。金額面だけではなく私生活でもバックアップして頂き心から感謝しています。今は日中の架け橋を目ざし、母国での学友会設立に力を注いでいます」との話がありました。最後に女子の現役奨学生からは「他国で暮らす私にとって、米山のカウンセラー制度はとても助かります。米山奨学生になったことを誇りに思っています」というコメントがありました。
こういう生の声を聞くと、米山奨学会に携わっていて良かったと思います。
ロータリー財団について
新堀茂ロータリー財団委員長
本日は会員の方から様々なご意見をお伺いしたいと思います。
(梅津会員)できる限りのご協力をしたいと思いますが、地区への補助金の利用についてクラブとしてどういう事業をするのか、フォーラムの機会を利用して真剣に話し合うことも重要と考えます。
(村上会員)昨年、ロータリー財団委員長を受けまして、その重要性とむずかしさを実感いたしました。
(堀内会員)ポリオ・プラスは財団の最大事業とされていますが、期限付きだったと記憶しています。
ありがとうございました。R財団委員会は寄付を募ることが役割であり、その使途を考えるのが国際奉仕・世界社会奉仕委員会です。DLP・CLP導入の中で複数年度制が推奨されつつありますが、継続性のある事業展開の視点で問題を掘り起こし、自分たちは何ができるのかを考えながら取り組んで実行に移していきたいと思います。ポリオ・プラスプロジェクトについては1985年から3年間の予定で始められ、日本では5年間に延長して49億円のご協力を得ました。99%まで減少しましたが、0%を目ざして新たに寄付のご協力をお願いいたします。
会長あいさつ 川口功一会長
最近、海上での船舶衝突事故が多発しているようですが、法律に則り、各々の船では“見張り”を立てることが原則とされています。自分から見て右側の船は、速度をゆるめずにそのまま進んでいき、進んでいく船からみて左側の船がよけることが基本です。ただし、自衛艦などの官艦に対しては「“敬意”を表してよける」という暗黙の了解があります。こういったことから、敬意を表する意味で、双方の船が相互に国旗を半旗にします。これを「儀礼的半旗」と呼んでいます。また、飛行機と船は燈火の色が同じで緑(右)と赤(左)に分かれていて進行方向を知らせています。さらに、手旗信号などを用いて緊急事態を告げたり医療指示も行っています。
意外と知られていない海洋交通の規則ですが、何事においても“決められた事を守ること”は、生活していく上での基本だと思います。
幹事報告 豊田靖副会長
1.かねてより依頼がありました地区大会での補助要員選出の件ですが、伊藤・足立・勝俣・阿部・桜井会員の5名にお願いすることになりました。よろしくお願いいたします。
モーターバイク 立川公一会員

時代に逆行し、化石燃料に依存した趣味ですが、やめられません。かれこれ7~8年ぐらいになります。
卓話「私学の現状について」 相洋高等学校学校長 武井 清忠様
私は1974年(昭和49年)に数学の教諭として相洋高校に着任し、以降は教務主任、教頭を務め、今年4月に校長を命じられました。 現在、私学を取り巻く環境は非常に厳しいものがあります。先ず大学ですが、国公立やネームバリューのある学校は心配ありませんが、地方の私立校や知名度が低い大学では生徒の募集にとてもご苦労されています。早期段階で学生を確保するために様々な推薦方式を多く取り入れるなど、入試改革が進められています。また、志望者が少ない科の名称を変えるなどして、学生の関心を集めることにも模索しているのが現状です。こういった例をみても、苦しい事情がお分かり頂けると思います。

高校に目を移しましても、大学と同様に厳しい実情になっています。神奈川県の改革方針によって公立高校の学区が完全に撤廃され、加えて、1度だけだった入学試験も前期(推薦)と後期(一般)の2回に分けて実施されるようになりました。また、生徒数もベビーブームとよばれた世代では13万人に近かったものが、最近では半数近くまで減少していますので、どの学校でも生徒獲得に必死です。
私学では9月15日から来年度の生徒募集活動を始めます。公立と違って、各中学校へ出向いて説明しなければ入学希望の生徒を集めることはできませんので、校長として私自らPRを始めています。生徒数の減少に加えて費用も公立校よりかかるので、それぞれの学校の特色を強く打ち出すことが重要視されるのです。
相洋高校は地元に根づいて創立70周年を迎えましたが、今年のインター・ハイの女子100mと女子400mリレーで優勝したことは快挙であり、他のクラブの活躍も見逃せません。これも我が校の大きな特色の一つですが、学校である以上は、やはり勉学に重点をおくべきだと考えます。最近は大学進学希望者がほとんどですので、2年前に普通科をいくつかのコースに分けるなどカリキュラムを一部変更して、本人が志望する学校へ一人でも多くの生徒を入学させることを、生徒と一体となって全力で進めています。生活指導の面では「どういう学校生活を送らせるべきなのか」というテーマを重要ポイントとして、全校あげて取り組みます。風紀についても厳しく律し、昨今取り上げられているような服装や髪型なども規制して「高校生らしさ」を失わないように日々注意を払っています。これは当校だけではなく、私学全般に共通していることです。
私学でも公立と同じく県からの助成金はありますが、一人当たりの額では公立校には到底およばない僅かな額です。しかし、少ない資金でいかに生徒を成長させるかが、私達に課せられた使命だと思っています。また、今年も11月にチャリティーバザーを行いますので、ご協力をよろしくお願いいたします。
会長あいさつ 川口功一会長
今週は、インターアクトと共に青少年を対象としたローターアクトについてみてみましょう。対象年齢は18歳~30歳で、厳密にいえば30歳になった後のロータリー年度(6月30日まで)の若年成人をさし、「奉仕を志向する市民と指導者を育成するため、ロータリークラブが提唱する世界的団体」と定義されています。このローターアクトには“地域社会を基盤とするもの”と“大学を基盤とするもの”の2つがあり、15名以上の会員をもって設立されることが望ましいとされています。インターアクトと同時期の1960年代に提唱され、インターアクトの会員が高校を卒業しても継続して活動できるようにしたのも設立の理由の一つです。世界初のローターアクトは、1968年にアメリカ・ノースカロライナ州のシャーロットRCの提唱によって結成されました。
日本ではどうかと申しますと、同じ1968年6月1日に川越RCの提唱により、埼玉県の国際商科大学に結成されました。会員数は12名で、毎週金曜日が例会日でした。
設立の目的として「若い男女が個々の能力と開発にあたって知識や技術を高め、地域社会における物資的あるいは社会的ニーズをとりこみ、親睦と奉仕活動を通じて全世界の人々の間により良い信頼関係を推進するために、この機会を提供する」と謳われています。ロータアクトが掲げる6つの目標の中に「全ての有用な職業は社会に奉仕する機会である。そして、その品位と価値を認識すること」とあり、諸外国、特に南アメリカでは、ローターアクトの会員がそのままロータリアンになるケースがとても多いそうです。
幹事報告 廣澤典昭幹事
1.地区大会において、梅津会員が長寿会員として表彰されます。心よりお祝い申し上げます。
2.20日の「お月見とボウリング大会」には、現在27名の参加希望者がありました。楽しいひとときを過ごしたいと思います。
夢をいだいて 伊藤恵孝会員

スキーに夢中で、準師を目ざしていた35年前の勇姿です(この頃はもてました)。
卓話「ロータリー財団について」 新堀茂ロータリー財団委員長
ロータリー財団への寄付額について、財団からは一人100ドルを目標として協力要請がされていますが、2780地区では一人180ドルを目標としています。この差額については、GSEや交換留学生などの事業の水準を下げずに継続していくために必要な額をされていますので、ご理解を頂きましてご厚情を賜りたく存じます。ではここで、皆様からの資金の使途についてご説明いたします。
大きく分けると国際財団活動資金(WF)と地区財団活動資金(DDF)になり、概ね半々となっています。WFには、マッチンググラントや人道的プログラム、GSE資金などのRIベースで支分されるものがあります。残りの50%については、3年後に地区に戻ってきて申請や事業に使われます。
ではなぜ3年後なのでしょうか。ロータリアンからの寄付を最大限有効に活用する方針に則り、アメリカで資金運用するための期間なのです。そのため運用益が含まれ多少増額となって還元されてきます。単位クラブとしては、奉仕活動の元金として活用できることになりますが、使用規定が大きく変わりつつあります。最たるものとして挙げられるのは地区補助金で、従来はRI財団の規定に従っていましたが、クラブ主体となりかなり自由になってきました。
2780地区では必ずしも十分に活用されていないのが現状で、山路ガバナーは「地区補助金の申請を従来より早めにして審査も早く受けられるようにし、次年度スタートと同時に事業に取りかかれるようにする」旨の方針を打ち出しました。
当クラブでも、会長・幹事を含めて、ロータリー財団や国際奉仕・世界社会奉仕などの委員会が協調して事業の検討を進める必要があります。また、東大阪東RCと共同してプロジェクトを進めた以外に国際的プロジェクトに着手したことはありませんので、30周年を迎えることもあり、改めて検討してもよい時期ではないでしょうか。加えて、単年度制・複数年度制も絡んできますが、より成果が上がり多くの人に喜んでもらえる事業を考えたいと思います。
最後になりますが、ロータリー財団創立100年とされる2013年度までにロータリー財団の使途が大きく変わりますが、寄付による資金拠出には熱心に取り組んで参りましたが、資金活用に対する取組みもしていかなくてはならないと思います。
会長あいさつ 川口功一会長
9月は「新世代のための月間」ですが、インターアクトについて少し調べてみました。インターアクト(IAC)は「奉仕と国際理解に貢献する青少年のためのロータリークラブ提唱の世界的団体」と定義され、国際的活動(インターナショナル・アクション)を略したものであり、高校に在学中の生徒または14歳から18歳までの青少年が入会できます。
1959~60年に「世界の青少年が共に活動できる組織を作ろう」という気運が高まり、委員会が設立されインターアクト・プログラムなるものが宣言されました。世界初のインターアクトクラブは、アメリカのフロリダ州メルボルンRCの提唱により結成され、23人でスタートしたメルボルン高校のインターアクトクラブです。日本では、1963年(昭和38年)6月に宮城県の仙台育英学園高校に設立されたインターアクトクラブが最初のものです。これは仙台東RCの提唱によるもので、100人を超える人数でスタートしたこのクラブは当時世界最多の会員数を擁しました。月会費100円(その頃のタクシー初乗り料金に相当)で、ロータリークラブからも会員一人当たり月100円を寄付し、毎週水曜日に例会を行っていたそうです。
インターアクトの目的の中に「他人に対する思いやりと他人の力になる心構えを奨励し、これを実践すること」とあり、さらに「家庭と家族の重要性に対する認識を涵養するようにすること」も掲げられています。比較的若い会員を“橋渡し”にして、インターアクトの会員とのつながりを作ることが大切であるといわれています。
ここで本日入会されました坂間雄一様にバッジを贈呈し、全員で温かくお迎えしたいと思います。

坂間雄一 新会員
以前に卓話の機会を頂き皆様とお会いいたしましたが、本日は新会員として参りました。ロータリーのことを勉強し、一日も早くロータリアンの仲間入りをしたいと思いますので、ご指導のほどよろしくお願いいたします。
幹事報告 廣澤典昭幹事
1.地区より「2011~12年度ガバナーノミニー候補者の推薦要請のご案内」が届いています。締め切りは11月12日ですので、立候補者は申し込みください。
旅先にて 梅津忠雄会員

上高地での思い出がつまっています。
卓話「心の健康と音楽活用法」
東海ビジョンマーケティング㈱ 専任講師 良藤有三様
「音楽には不思議な力がある」といわれ、ストレス社会の現在では音楽療法が注目されています。日野原重明先生も「健康に良いのは、早寝・早起き・朝ごはん、それに加えて生の音楽を聴くこと」といわれています。
私は、東海ラジオ放送をスタートにアナウンサー歴30年、フリーのアナウンサーとして東京FMで20年間勤め、夕方5時からの「ポップス・イン・デイリー」を担当していました。根強いファンも多かった同局の「ジェット・ストリーム」は、飛行機に対する乗客の不安感を解消する目的から始まり、以来機内で音楽を流すことになったのです。またこれを契機に、心理的に不安感が生じ易い病院の待合室や様々な医療現場でもBGMとして利用されるようになりました。
「音楽治療」の歴史は古く、旧約聖書にも記述が見られます。また、第二次世界大戦時のアメリカの野戦病院で音楽を流したところ、傷の治りが早かったといわれ、ベトナム戦争でも効力が発揮されました。有名な宮沢賢治の『セロ弾きのゴーシュ』には音楽療法といえるようなストーリーがあり、音楽の効能に着目した先駆者ではないかと勝手な想像をしています。今では老人介護施設や引きこもり児童対策にも取り入れられ、相当の効果が出ています。
音楽には、一瞬にして脳の状況を変えることができるという力があり、弦楽器は“ゆらぎ”を、打楽器は“力強さ”を与える効力をもっているので演奏会は最適なのです。現代社会では、論理・計算などをつかさどる左脳を使う場が多いためストレスが溜まり易く、感動を生み“音楽脳”と呼ばれる右脳を活性化する必要があるといわれ、音楽の効能が重視されています。また、人工的な音に慣れてしまった私達現代人にとって、自然が奏でる音にふれることも効果があるといわれています。音楽を聴く時間は、就寝前と目覚め後の各々10分間が最も有効とされ、食事中に音楽を流すこともよいでしょうし、会話の場で静かな音楽が聞こえていると喧嘩になる確率はとても低いそうです。音楽は人間だけでなく、動物の治療や酒の醸成、植物の生長にも効果が表われていることが各方面で発表されています。
作られた音ではなく、生の良い音を多く聴いて体で吸収し、右脳を活性化して頂きたいと思います。
会長あいさつ 川口功一会長
第1例会で唱和する「四つのテスト」は、60年以上も前のアメリカで大恐慌時代に生まれました。シカゴの某クラブの会員であり、倒産寸前の企業のための「倫理訓」として作られたもので、100項目から7項目へ、そして現在の4項目へと変化してきました。「四つのテスト」を守って営業してきたこの会社は業績も回復し、株主へ100万ドルの配当金を渡せるようになったそうです。この「四つのテスト」を作ったハーバード.ジェイ.ペアー氏は、ロータリークラブ創立50周年にあたる1954年~55年のRI会長を務められました。その際に、「四つのテスト」の著作権をRIに移譲して現在に至っています。この「四つのテスト」についてまとめられた資料には「四つのテストは、100か国以上の言語に翻訳されています。1954年に日本の大阪ロータリークラブは、“四つのテスト”をバナーに印刷した最初のクラブとなりました。また別のクラブでは、俄雨に降られてしまった通勤者に傘を貸し出すプロジェクトを開始するにあたりその傘の内側に“四つのテスト”を印刷したところ、多くの人に利用され、全てが返却されました。“四つのテスト”は人々の心の中に深く刻み込まれ、目に見える形で表現されています」と記されています。
「四つのテスト」が生まれてから60年以上も経過した現代では、その有効性が生かされているのかどうか、また、変化のテンポが早いこの時代に、事業や専門職に携わる人々の指針として機能するに足りるのかどうか。ロータリアンとして、改めて考えるテーマでもあると思います。
幹事報告 廣澤典昭幹事
理事会報告
1.ポリオ撲滅基金の会費は、後期年会費に含めて徴収させて頂くように決定いたしました。
2.新会員の役務分担は「親睦・家族委員会」に決まりました。
3.次の件が承認されました。
・「ロータリー用語集パンフレット」60部購入の件
・創立30周年実行委員会の一部組織変更の件
・地区大会への運営協力者5名選出の件
・10月の卓話プログラム予定の件
日本語学校訪問 瀬戸啓司会員

今年の3月1日~5日まで、西湘異業種研究会の企業視察の一環として、ベトナム・ホーチミン市の日本語学校を訪問しました。その折に撮った地元の女子大生と記念の一枚です。