卓話「ビールあれこれ」 サッポロビール神奈川支社長 藤村 隆様

私は日本の最北端・稚内で生まれ育ち、国立小樽商科大学を卒業した後、1977年(昭和52年)にサッポロビールに入社して現在に至っています。
ビール会社に勤務している私ですが、これまでビールをどのくらい飲んできたのか計算してみました。土・日を除いて、1日に約3l(大びん5本・中ジョッキ10杯相当)ほど飲んでいますので、年間300日として900l、それを30年間となると27,000lになります。大びん20本入りケースで2,132、缶ビールにすると3,215ケースという数値が出てきます。仮に大びん1本としても、この5分の1ということになりますので、ジャンルを問わず、お酒を飲まれる方は、自分の飲む量を計算してみるのも面白いものです。
日本国内でビール消費量が1番多いのは東京都で、年間では成人1人当たり大びんで107本、2位は大阪で102本、神奈川県は24位くらいで67本となっています。県の人口は大阪とほぼ同数ですが、勤務先の東京で飲まれる方が多いようです。県内での弊社のシェアは約16%ですので、先程の数値から割り出すと1人10本ということになります。
さて、ビールの大敵は「光と熱と振動」です。炎天下に放置しておくと“日光臭”という臭いがついてしまい消えません。透明でなく茶色のびんに入っているのは光を遮るためで、ほかのお酒が緑色のびんに入っているのも同じ理由です。ビールを保管する場所は、日陰を選んで遮光してください。また、酸素にふれることもよくありません。ビールはウィスキーのような匂いがつき、色も非常に濃くなって口にするのを思わずためらうような状態になります。そして、ビールは発酵させて作るので、糖分が炭酸ガスとアルコールに分かれるため振動を与えると吹き出しますので、取扱いには充分注意してください。
「びん」と「缶」は本質的には変わりません。ただ、缶ビールを直接飲むと缶内のガスも一緒に口にすることになるので、それほど多く飲めません。一度コップに注ぐと泡が立ち、そのことによってガスが逃げるので、びんビールと遜色なく味わうことができます。
ビールの適温は5〜8℃、泡の量は全体の2.5〜3割が標準目安といわれていますので、覚えておくといいでしょう。ビールをジンジャーエールやトマトジュース、ブルーベリー、ヨーグルトなどで割った“カクテル”もいくつかありますので、ぜひご賞味ください。
ご存知のように、ビールは麦とホップと水で作られますが、ホップは苦味と香りを出し、腐敗を防いで泡立ちをクリーミィにして澄んだ液体にする重要な役割をもっています。
弊社では現在、フィールドマンと呼ばれる15名の社員が海外に派遣され、麦とホップの育成栽培をする農家と契約を結びながら共同で研究に取り組み、収穫にこぎつけ着々と成果をあげています。
ビールの歴史は古く、5,000年も前にメソポタミアで作られ、中世には修道院でも製造されていたといわれています。日本にはイギリスから江戸時代に伝わり、1876年から製造が始まりました。
弊社のビールを片手に、お渡しした資料に再度目を通して頂き「ビールの知識」を少しでも身につけて頂ければ幸甚です。
会長あいさつ 池田宏行会長
地区協議会が5月14日に横須賀で行われますが、今年は16人が出席することになっているようなので、該当する方はよろしくお願いいたします。次年度地区役員として、川口会員に社会奉仕委員、私にクラブ奉仕委員の委嘱状が届いていますが、決定は本人にさせて頂きます。ガバナー補佐が未決定ですが、地区協議会が終わった週の例会で新旧委員長の引継ぎを行いますので、各委員会での連携をお願いいたします。
幹事報告 豊田 靖幹事
1.『ロータリーの友』に寄稿した足立会員の文章が掲載されていますので、ご覧ください。
2.5月4日は休会ですので、間違えないようにお願いいたします。
卓話「エコカーについて」 小田原ロータリークラブ 鈴木博晶様

小田原市が促進する「低公害車普及計画」への参加要請を7年くらい前に受けて参画させて頂いております。名称を「おだわらエコカープロジェクト」とし“10年か20年先には小田原の街を低公害車でいっぱいにしよう”という全国でも例を見ない目標を掲げています。その効果も徐々に表れているようで、小田原市内で低公害車の占める割合は全国的にも高い位置にランクされているようです。
低公害車には、電気自動車・天然ガス自動車・ハイブリッド自動車・燃料電池自動車・メタノール自動車・ソーラーカーなどがあります。燃料電池自動車が究極のエコカーといわれていましたが、最近では、石油や天然ガスといった化石燃料を一切使わず、排気ガスが全く出ない電気自動車が改めて見直されています。風力・水力・地熱・太陽など自然による発電資源は数多くあり、電池とモーターが主要ですのでほかの自動車と比べて部品の数も大幅に少なくなります。こういったことから、将来的には主力になるだろうといわれています。
次に「エコカープロジェクト」について説明させて頂きます。現在、法人・個人を含めての会員数は100くらいですが、活動内容は、低公害車の試乗会、さまざまなエネルギー施設の見学会や会員相互の交流会などです。年会費は法人会員が1万円、個人会員は千円ですので、小田原中RCの皆様にも是非入会して頂きますようお願いいたします。なお、指定低公害車を購入すると国や小田原市から補助金が支給されますので、この制度のご利用もお勧めいたします。
最後になりますが、私がこの計画に参画して感じたことを述べさせて頂きます。まず、低公害車を使用することは空気をきれいにするだけではなく、人の意識を変えてしまうことを認識しました。皆様が使っている車ですと1áqあたり20円くらいの燃料費だろうと考えられますが、電気自動車の場合は、安い夜間電力を利用して充電できるので1áqあたり5円はかからないと思います。発電は夜も行われていますが、使う用途があまりなく無駄にされているのが実情で、電気自動車は余っている電力を有効に使っている訳です。資源の有効利用の重要性に改めて気づかされました。電気自動車は自動的にアイドリングストップし、他車のエンジン音がはっきり聞きとれるほど静かで、騒音対策にも貢献していることが自覚できます。不思議なことにフロントガラスの内側の油膜はほとんど発生しませんし、体調もよくなり健康面でもプラスになります。
一般に普及するにはもう少し時間がかかると思いますが、自然にやさしいことは勿論のこと、環境保全問題への意識を高揚させてくれることが一番のメリットだと思います。皆様にも、快適環境の創造に車を通してご協力くださるよう重ねてお願い申し上げます。
会長あいさつ 池田宏行会長
桜の季節も終わり、だいぶ過ごしやすくなってきたような気がします。先週のクラブ協議会ではご協力ありがとうございました。一番大切なことは、定款細則等を整備すること以前に、どうしたらクラブがうまく運営されていくか、各委員会はどのようにあるべきなのかなどについて検討し、その結果、定款細則を条文化していくことです。短期間でできるものではありませんので、数多く協議を重ねて頂きたいと思います。細則を作るための協議会ではなく、クラブ運営をうまく進めるためにはどのような委員会が必要かを検討することから始めて頂くことをお願いいたします。その結果に基づいて、次の段階で細則の検討に移りたいと考えております。
4月8日は小田原北RCの40周年、15日は小田原城北RCの30周年記念式典が行われ、元分区代理の梅津会員と豊田幹事と一緒に出席させて頂きました。城北RCの記念事業として、スリランカの米山奨学生を通じてスマトラ島沖地震への義援金として600万円を贈呈いたしました。その寄付金は奨学金制度の設立や、家屋復興に役立てたということです。両クラブ共とても有意義な事業をされたようで、感動いたしました。
本日の卓話は小田原RCの鈴木博晶会員で、環境問題に関連した「エコカーの話」です。とても楽しみにしています。
幹事報告 豊田 靖幹事
1.臨時理事会で次の件が承認されました。
〓親睦活動と家族の両委員会合同による旅行会の開催(皆様に資料をお渡しいたしました)。
〓職業奉仕の実践を見学する会を6月22日に実施し、移動例会とすること。
2.足柄RCより「第7回国際交流青少年アドベンチャー開催についての案内」が届いています。米山奨学生および青少年交換留学生ならびに地元の高校生たちの交流を目的としたもので、5月21日(日)午前9時より南足柄市にある21の森で行われます。後で案内状を回覧いたします。
3.2780地区2003〜04年度青少年交換学生帰国報告書が届いていますので、回覧いたします。
クラブ協議会「定款細則の検討」
池田宏行会長からの挨拶
先般の例会で井島会員から指導者育成セミナーの報告がありましたが、改めて読み直してみました。各クラブの会員数の減少傾向から、委員会を統合した方がよいという解釈をしがちですが、クラブの運営についてじっくりと検討し、現会長や会長エレクトなどをリーダーとして運営を円滑にさせるようにしていくのがリーダーシッププランだと思いました。
当クラブは現在、推奨クラブ細則にのっとり運営をしていますが、皆様の討議のもとに独自のクラブ細則を定めたいと考えていますので、お手元の資料の順に各グループごとに意見を出し合って頂きたいと思います。それに基づいてクラブ全体で検討していく方法をとりたいと思います。初めての試みだと思われますが、活発な意見をお聴かせください。
「理事及び役員の選挙」については、現在は慣例に従って、現会長を含めて過去5年間の会長経験者によって組織される指名委員会を設置し、指名委員長は直前会長が務め、会長エレクトはオブザーバーとして参加することになっています。この方法は、2000年以後より採用されていますが、それ以前は歴代会長会議で決めていました。次次年度会長の選考・指名をしていた訳ですが、本来ならば立候補者がない場合は会長および理事を指名委員会が指名するということです。
「委員会」については、2006〜07年度の役割分担表のとおりの組織になっています。各委員会の人数は、本年までは「委員長になる人は他の委員会の委員を兼任しない」という方針で編成して参りました。しかし、次年度幹事の井島会員より「1、2名では委員会活動もできないので最低3名にしたい」との申し出がありました。そうなると当然のことながら重複が考えられるため検討した結果、多少の重複があっても3名は必要との結論に至った次第です。
なお、CLPでは5つの常任委員会(クラブ管理運営、クラブ広報、会員増強・退会防止、奉仕プロジェクト、ロータリー財団)にまとめる案が提唱されています。
以上ご説明いたしました内容を参考に、理事および役員の選挙方法・委員会の必要性・委員の人数についてグループで協議して頂きたいと思います。初めてのテーマですが、忌彈のないご意見をよろしくお願い申し上げます。
以上の主旨説明を基にグループで協議がなされ、「組織の現状維持」や「委員会の統廃合」などの活発な意見が発表されました。その貴重な発表をとりまとめ、今後の検討資料にいたします。
2006〜07年度地区協議会のご案内 井島誠行次年度幹事
5月14日(日)、横須賀にある神奈川県立保健福祉大学と商工会議所を使用して行われます。交通が不便な所にありますので、横浜へ出てから京浜急行線に乗り換えるよりも、大船から横須賀線で横須賀へ行ってタクシーに乗り合わせて行った方が早いようです。7時20分に集合して一緒に出かけるようにしたいと思います。
まだ1ヵ月ありますが、都合により単独で現地へ行かれる方は連絡してください。
会長あいさつ 池田宏行会長
早いもので私たちの任期もあと2ヵ月半ほどになり、次年度が始動し始める頃となりました。次年度幹事の井島会員より地区協議会について説明がなされると思いますので、よろしくお願いいたします。8日に国際医療福祉大学の開校式ならびに入学式に出席させて頂きましたので、その時に渡されたパンフレットを回覧させて頂きます。
なお、本日のクラブ協議会についての資料をお渡しいたしましたので、お読みになって考えをまとめて頂きたいと思います。
幹事報告 豊田 靖幹事
1.小田原城北RCより、会長およびIM実行委員長の連名で礼状が届いています。当日の模様を収録したDVDも一緒に送られてきていますので、事務局に預けておきます。ご希望の方はご覧ください。
2.5月14日に開催される地区協議会についての詳細を、井島会員より説明して頂きますので、出席義務者の方はよろしくお願いいたします。
卓話「最近の高校生について」 石原春男様(小田原高校前校長)

現在の学校生活は、誰が生徒か先生か分からない状態で、高校生にとって、おそらく怖いものは何もないはずです。叱られることによって自分が悪いと知り、年上の人の厳しさを肌で感じたものですが、肩を叩くだけで体罰ととらえらえる時代ですから、今はそういう感覚がありません。指導者のもとに成長しなければならない年齢層の子供が、その手元から離れていってしまう現象は小学校時代からの積み重ねの表れだと思いますが、それは指導力の低下も一つの要因だと考えられます。
子供たちは集団(群れ)で遊ぶことによって人間関係を学ぶといわれていますが、そういうことが今では失われつつあるので、人とのつき合い方が分からない子供が増加しています。高校でも心理療法士(カウンセラー)を採用して相談にのる授業が展開されています。文部科学省の方針も、学習以外にも生徒の心理・生活面にもかなり力を注いでいる印象を受けます。子供たちを育てる環境がここまで変化してしまうと、原点に戻った子育て・教育が見直され、求められる時代が訪れるような気がします。子供たちが群れをなして遊ぶことをなくしてはいけないと、私は思います。
小田原高校は定時制も併設されていますが、従来のように昼間は勤めて夜間通学するという生徒は1〜2人で、昼間の高校に入学できなかった生徒が定時制に通ってくるのですが、彼等は昼間のアルバイトをしています。随分と様変わりしてしまいました。
全体的に学力の低下は否定できませんが、非行や暴力問題を起こす生徒の多くは、親とのかかわりがない環境で育った場合が多いようです。でも辛抱強く接していくと変化がみられ、手をさしのべることが教育者の使命であると肝に命じています。
RCからの依頼で留学生を受け入れていますが、居眠りをしながら授業を受けている姿に、驚いたそうです。私はその話を聞いて、日本の教育が後進国に追い越される危機感を覚えた次第です。高校では校長が全ての授業を見回り、評価するようになっていますが、行政の方針と現実の高校生活のギャップをうめることは難しいとつくづく感じています。
多感な年齢の子を育てるうえで、一番大切なのは環境だと思います。日本の教育も一つの転期にさしかかっているようですが、今までの経験が少しでもお役に立てればとても嬉しいと思います。
会長あいさつ 池田宏行会長
昨日、二宮神社で小田原北RC創立40周年記念事業が行われ、私と豊田幹事、元分区代理の梅津会員が出席いたしました。記念誌とプログラムを回覧しますのでご覧ください。また、GSE歓迎会でペンシルバニアRCのバナーを頂きましたので回覧いたします。15日には、大磯プリンスホテルで小田原城北RC創立30周年記念事業が行われますが、私と幹事が出席させて頂く予定です。次週例会では、定款細則についてのクラブ協議会を行いたいと思いますので、活発なご意見の発表を期待しています。
幹事報告 豊田 靖幹事
1.暫定理事会で提出された「2006〜07年度役務分担」が理事会で承認されました。
2.地区協議会が5月14日に横須賀で行われますが、次週例会にて次年度幹事の井島会員より詳細事項について発表して頂きます。15もの委員会が出席義務となっているようですので、ほとんどの委員長の方に出席して頂くようになると思いますのでよろしくお願いいたします。
3.5月18日の例会で、新旧委員長引継ぎ会議を行います。
4.地区国際奉仕委員会と世界社会奉仕委員会は、前年度はネパールの子ども病院支援を実施いたしましたが、今年度はミャンマーにおける子どもの健康増進支援プロジェクトを推進するとのことです。この件については、次週例会にて新堀会員より説明して頂く予定です。
5.第26回県西地区みんなの集いへ、優勝楯2個寄贈の協力依頼が届いていますが、理事会で承認されました。
6.神静民報社創刊60周年記念祝賀会の案内状が届いていますが、小田原城北RC記念事業の日と重なりますので、事前に御祝儀を届けることで承認されました。
7.GSE結果報告、東大阪東RC表敬訪問の決算報告などが承認されました。