卓話「ヒルトン小田原の1年を振り返って」 山口英彦ヒルトン小田原リゾート&スパ支配人

営業を開始したのが昨年2月1日でしたから、1年半が過ぎてしまいました。昨年6月頃に“引継ぎの裏側”がテレビ放映されましたが、日曜日の昼間という時間帯で視聴率は8.5%を記録、テレビ業界でも驚異的な視聴率との評価を得、このことからも注目を集めたことがうかがえます。滑り出しは必ずしも順調とはいえない状態で、四苦八苦して初日のお客様をおもてなしいたしました。
今年は昨年度に比べて30%強の売り上げが予想されます。重油の価格も天井知らずで上昇し、大規模な施設ゆえに経費節約も思うようにいかない現状ですが、認知度と売り上げは確実に上がってきていることは事実です。7万坪の敷地に172室というバランスの悪い施設内容に加えて、部屋数の16%くらいがハンディキャップ者向けのシングル施設ですので、この9坪程度のシングルルームを与えられたお客様からは不満の声が多く届きますが、新しい市場開拓を目標に努力している次第です。
この1年半に利用された客層について分析しますと、約55%が東京、28.5%が神奈川県東部のお客様です。この中には小田原で下車したことのないような人も多くいましたので、小田原市のプロモーションの結果も徐々に表われていると思われます。私達が打ち出した基本戦略は(1)顧客層を限定しない。(2)平日と休前日に大別し、平日は法要やシニアを、休前日はカップルや3世代家族を対象にして営業活動を展開する。(3)全体のテーマを「くつろぎ」「リラクゼーション」とし、女性をターゲットにするなどです。調査によりますと、3世代家族旅行などの場合の旅行提案者は26.5%が母親という結果が出ていますし、女性のリーダーシップや行動力には目を見張るものがあります。
今年から来年度にかけ、平日利用者の開拓に取り組んでいる段階で、外資系企業のミーティングを狙っています。一般のホテルにはない施設も備えられていますし、独自のサービスの提供も可能であると考えられ、東京や横浜のホテルとは全く異なる方向で顧客の獲得が可能であると自信を持っています。 この1年半の間に当ホテルをご利用された外国の大企業のトップの皆さんは、小田原の良さを強調されて帰られます。日本人は小田原を通り越して箱根へ目を向けるようですが、先入観のない外国人には純粋に評価してもらえるのだと判断しています。ですから、小田原の価値を純粋に評価してくれる客層を先ず引き出す営業活動をし、小田原に対する既成概念を崩せるような展開にしたいと考えています。
私達の業界では英語は必須ですので、オンラインを利用した英語の学習プログラムの開発や、ホテルに関する全ての知識を身に付けることができる大学も設立されています。日本の少子化を視野に入れての人材教育と育成も急務であり、性別や年齢を問わず有能な人材を登用してパイオニアを目ざしていきたいと思います。皆様方に当ホテルを是非利用して頂き、貴重なご意見をお聞かせ願えれば幸甚です。
会長あいさつ 池田宏行会長
退会された野中元会員の後任の方が入会を承諾してくださいました。片岡ロータリー情報委員長と豊田幹事に後日お会いして頂き、入会の手続きを進めたいと思います。ご本人の都合によりまして、9月1日を入会日といたします。初めての新会員ですので、とても嬉しく思います。
なお、野中さんの術後の経過は良好とのことです。
また、地震がひんぱんに発生していますが、万一の時に備えて準備を怠らないようにしたいものです。
このたび、峯会員が事業所を新築されましたので、ささやかではございますが、お祝いをさしあげたいと思います。
幹事報告 豊田 靖幹事
1.第9グループの会長幹事会が8月8日に開催されましたので、内容をご報告いたします。
(1)地区大会は10月1日(土)・2日(日)に行われます。2日が本会議ですので、万障繰り合わせてご出席ください。
(2)インターアクトクラブ拡大については、当グループで旭丘高等学校と接渉中とのことです。
2.地区より「米山奨学月間および職業奉仕月間において、地区委員会より卓話者を派遣するので、プログラム委員会を含めて検討され、必要であれば申し込んで頂きたい」とのことです。
3.本年度のIMは、小田原城北RCがホストクラブとなり、平成18年2月21日(火)に振替例会、合同例会として二宮神社報徳会館で行われます。
4.ガバナー公式訪問は、当クラブのほか小田原城北RCと足柄RCが終了しています。ガバナー補佐によりますと「ガバナーはとても良い印象を持っているようです」とのことでした。
5.第9グループ内でのメークアップ時のニコは、個人の自由意志とし、グループ内各クラブの活動計画書を支換することが決まりました。
6.現在、小田原城北RCにローターアクトが設けられているので会員増強の呼びかけを行って頂きたいとのことです。また、ローターアクトの地区親睦会が、8月21日(日)より行われます。
7.例会での禁煙・喫煙は各クラブ様々でした。
卓話「会員拡大について」 瀬戸啓司会員
セミナーでは、仲田ガバナーの挨拶のあと、前パストガバナーの松宮RI会員組織ゾーンコーディネーターによる会員増強についての基調講演、続いて会員拡大が顕著だった横須賀ロータリークラブと海老名ロータリークラブの前年度会長および会員増強委員長による具体的な活動事例の説明発表、グループに別れての1時間の討論会へ移りました。終了後、各グループに同席したガバナー補佐からまとめの発表があり、質疑応答がされ、ガバナーから全体を通してのまとめが発表され閉会となりました。
ガバナーは挨拶で「去る者は追わずの言葉があるように、退会者を無理に引き止めるような策はクラブ運営に混乱を招くことがあるので、今年度はあえて退会防止という項目を入れず、拡大増強を強く意識した委員会運営としたい」と述べられました。また、ガバナー月信にもあるように、純増101名を目指すことも改めて強調されました。
基調講演では「ロータリーは会員に対して冷たいといわれますが、会員にも退会者にも優しいロータリーでなければ拡大もありえないのではないか」という発言が印象に残っています。
事例発表では、先ず横須賀RCより「最近の10年間では入会者120名・退会者105名で確実に15名の純増がありました。ふり返ってみると、ガバナーとの個別対話が好影響を与えたのではないかと思われます。女性会員は現在7名で、全体の平均年齢は60.8歳から59.7歳へと10年間で約1歳下がっています。今年の目標は女性会員の拡大、40〜50歳代の会員の拡大です。会員を10グループに分けての親睦交流は継続していきます。また、2007年度に予想される団塊の世代のUターン化も視野に入れての対策も考えています」との発表がありました。
続いて海老名RCからは「現在は50名ですが、一時は40名を割る危機に直面したこともあり、対策として16名の拡大を打出して15名の理事に増強ノルマを課して乗り切りました。以後、例会や委員会活動において拡大に対する意識が急激に強まってきたことがはっきり表われています」という旨のお話がありました。
グループ別の討論会は“女性会員の拡大と、横須賀・海老名RCの発表をふまえて”というテーマで行われましたが、中には「数年前と同じ形式で行われているが、どうしたら退会防止と会員増強が図れるのかというテーマで進めて欲しい」という意見も聞かれました。各グループでの発表をまとめると、A女性会員の入会を検討。入会後のアフターケアのため、会員の家族にもロータリー情報を流して理解を求めている。仲間同士の入会は考慮した方が良いと思う。Bやむを得ず退会された方への再入会の呼びかけを行っている。CRC活動においては男女の意識はない。地元のクラブとの交流では、人間関係でトラブルが生じないよううまく図っている。D拡大しないのは、地域活動を行わないため理解度が薄いから。退会者との交流は今でも続けている。E女性会員は、入会後一生懸命活動する傾向が見られる。拡大増強委員長だけに任せるのではなく、会長をはじめ各役員も一緒に活動しなければ、拡大など図れない。F女性会員が増えるとクラブが和み、物故会員の奥様も入会されたこともある。G女性会員の入会で明るくなるが“男のロマン”がなくなる。統一した見解を持ってもらうため、このセミナーには会長も参加してもらいたい。H在籍していたクラブに対して好印象をもって退会して頂くため、会長から挨拶状を差し出している。などのようになります。
会長あいさつ 池田宏行会長
昨日、カナダで飛行機事故がありましたが、死者が出なかったことは不幸中の幸いだったと思います。毎年この時期になると、御巣鷹山での日航機墜落事故を思い出しますが今年で20年、月日の流れの早さを改めて感じます。
世界水泳大会が終わると世界陸上大会が始まります。4年前の世界大会400mハードルで銅メダルに輝いた為末選手が、次のようなことを語っています。「400mハードルでは、高さ91.4cmのハードルが35mおきに10個置かれています。自分が走る姿を横から撮影したビデオを見て完璧だと思い込んでいたのですが、より早く走るために正面からのビデオを見ると、着地する足が中心から1〜2cmずれていたことが分かりました。それを400mに換算すると1〜2mの差が出てしまうので、今は、いかにしたら自分の理想とする地点へ着地できるかということを絶えず研究しています」
私はこの言葉を聞いて、何事も一方向からばかり見ているのではなく、時には視点を変えて目を向けることも必要なことだと感じました。ロータリーでもあてはまることがあるのではないでしょうか。
幹事報告 豊田 靖幹事
本日の理事会において
1.新会員候補として1名の方が承認されました。(入会に異議のある方は、文書にて1週間以内に提出してください。)
2.2007年度RI理事として、第2ゾーンより1名を推薦する旨の報告連絡があり、承認されました。
3.9月の卓話予定が承認されました。
4.クラブ定款細則委員会は、片岡会員を委員長として正副会長・幹事を委員とする構成で発足。9月初旬に第1回、10月初旬に第2回目の委員会を開催することが承認されました。
5.職業奉仕委員長会議が開催されることになり、吉田委員長へ出席を依頼いたしました。
次週8月11日は特別休会となりますので、お間違いのないようにお願いいたします。