卓話「震災の話」 小田原消防署警備第二課消防指令補 小島勝弘様
私は昭和63年4月に消防本部に配属され、消防隊および救助隊の任務に従事して参りました。平成16年4月から救助隊長の任を受け、平成19年4月から4年間の予防課勤務を経て、平成23年4月から警備課の指揮隊として現場の指揮に当たっています。今年3月11日に発生した東日本大震災では、震災発生当日から5日間、緊急消防援助隊として宮城県宮城野区において救助活動を行って参りました。今日は現地で撮影した写真と地震・津波発生時の映像をご覧頂いて、私の体験談などをお話しさせて頂きたいと思います。
人々は変わらぬ日常を生きていました。このあと起きることを知る由もなく…。「その時」は近づいていました。地震発生から12秒後、揺れが最初に到達したのは岩手県大船渡市でした。その4秒後には仙台にも届きました。立っていることもままならないほど強烈な地震、その揺れは東日本全域へと広がって行きました。福島県南相馬市では地震発生後16秒後に、21秒後には岩手県奥州市に、山形市に到達したのは28秒後のことでした。東北地方を襲った激震の情報は東京のテレビ局へ即座に伝わりました。しかし、この瞬間、東京に揺れは伝わっていません。緊急地震速報が、東京に地震が到達するのを知らせます。東京が揺れ始めたのは、地震発生の1分3秒後でした。千葉県浦安市を中心に広範囲にわたって不審な現象が起きていました。液状化現象です。震源から300㎞以上離れたこの場所でもライフラインが寸断されました。今回の地震は、全国の揺れがおさまるまでに6分を要したことが今では明らかにされています。一方ではあの大津波が迫っていました…。
(映像ナレーションより抜粋)
死者約2万人、建物損傷約30万戸、火災270件という被害状況ですが、死者の数をみても、津波の影響がかなり大きかったと分析されています。
発生当日(11日夕方)に出発したものの、道路事情も悪く現地に到着したのは翌日夕方で、中2日間の救助活動により担当エリア内で10人を救出しましたが、残念ながら生存者は見つかりませんでした。車内に閉じこめられた犠牲者も多く、子どもを抱いたまま息絶えた母親、ハンドルをにぎった状態のままの男性など胸の痛む光景を目の当たりにしました。結局は遺体の捜索のような結果に終わってしまったことが残念でなりません。津波が押し寄せた地域とそうでない地域とではその違いが一目瞭然で、海岸線より陸地への4~5㎞が境界線となり、いかに津波の力が大きかったかが明確に分かります。
このたびの救助活動をとおして「いかに多くの人員が集められるか、いかに早く救出活動が進められるか」が大きなポイントになると感じました。
先般小田原で開催された防災講演会では、専門家の方より「神奈川県周辺で想定される地震」について説明があり、ご存知の東海地震はマグニチュード8が予測され、今後30年以内に発生する確率は80%とされています。南関東地震はM7で70%、国府津神縄断層地震の場合は約M7、10%と予想されるとのことでした。津波についてみますと発生時で高さ8mが想像され、市街地到達等には20~30mになることが考えられます。ですから、できるだけ高い場所への避難を心がけておく必要があります。
2011年3月11日14時46分、三陸沖で起きたマグニチュード9.0の海洋型地震。7か月を過ぎても復興の見通しはたっていませんが、未曽有の大惨事とされる東日本大震災を、私たちは忘れてはなりません。
皆様の地域や企業などでご要望があれば、予定を調整してお伺いいたしますのでご連絡ください。
会長あいさつ 瀬戸啓司会長
昨日の会長幹事会で、IMが取り上げられました。
席上、橋本ガバナー補佐から「ホストクラブの輪番制」が提案され、会長幹事の承諾を得て“設立された順"ということに決まりました。これにより当クラブは2016~2017年度のホストクラブとなりますのでご承知おきください。
また次年度のPETSについては、ガバナーエレクトの強い意向により3月14日・15日の1泊2日で開催される予定です。
各クラブの会員状況について報告がありました。それによりますと、第9グループは合計304名でスタートいたしましたが、9月末日現在311名であり7名の増員ということです
幹事報告 内田治光幹事
会長幹事会報告
1.地区大会でのクラブ紹介方式が従来の形式と多少異なるということです。
2.青少年交換学生募集が始まっていますが、第9グループより西湘高校3名、小田原高校2名、相洋高校2名の計7名の受験生が決定している旨の報告がありました。
3.次年度がバナー補佐に小田原北RCの鈴木梯介会員が決定いたしました。
4.会長あいさつの中でもありましたが、IMのホストクラブについては“輪番制"が復活採用されました。
5.第9グループの会員名簿を作成することになり、来年3月配布を目標に作業を進めるということです。
その他報告事項
1.東日本大震災により一時帰国していた米山奨学生のシェ・ウィーさんが、奨学生を辞退いたしました。
2.「第2780地区・輝く女性の集い」が11月22日に開催されます。女性会員の方々には是非出席して頂きたいと思います。
3.「神奈川県ロータリアン親睦テニス会の案内」が届いています。開催日は11月8日ですが、参加希望者は幹事または事務局へ申し込んでください。
4.ガバナー補佐とガバナー公式訪問の例会スケジュールを配布いたしましたが、出席率100%にご協力ください。
5.地区大会当時は、9時55分に小田原駅集合・10時8分発の電車で現地へ向かいます。
6.新会員候補について持ち回り理事会を開き、入会を承認いたしました。皆様には関係書類をお渡しいたしますのでご検討頂き、異議ある場合は1週間以内に申し立ててください。
7.東京電力からの「お礼とお詫び」をメールボックスに入れておきましたので、ご覧ください。