卓話「ロータリーについて」 小田原ロータリークラブ名誉会員 簑島清夫様
久々にお邪魔いたしましたが、小田原ロータリークラブと“親子”の関係にあるせいか、とても良く似た雰囲気なので気が休まります。
私がロータリークラブに入会したのは1960年で、当時は山梨・静岡・神奈川の3つの県が一緒になって359地区と呼ばれていました。地区委員になると甲府や浜松まで出かけなくてはならなかったのですが、それが縁で知り合った友人や、インターアクト、米山奨学会などで係わり合った知人たちとは今でも親交を深めています。「ロータリーは人を作り、友達を作り、感動を分け合う」といいますが、まさにそのとおりだと思います。
余談ですが、ロータリークラブが設立された1905年(明治38年)2月23日は、偶然にも貴クラブの例会が開かれる「木曜日」でした。貴クラブの創立は国際ロータリークラブ75周年の年(1980年)で、その年のターゲット(現在はテーマ)は“奉仕の火で道を照らそう”でした。創設以来75年間培われたこの精神は、小田原中ロータリークラブ誕生に伴い、再び表舞台に出たのです。30周年の節目に当たりあらためて心の中に留めて頂きたいと思います。
ロータリーの精神はオリンピックの聖火に例えられ、世界各国に伝わり善意をもった奉仕活動が1世紀以上にわたって続けられてきたのです。
貴クラブ設立時は伊藤茂ガバナーで、分区代理は吉田孝会員のご尊父の吉田健二氏でした。地区委員には私と、梅津会員、高橋謙作氏が選任されました。
私は現在、小田原ロータリークラブの名誉会員として、また小田原北ロータリークラブの特別代表という形でロータリーに係わっていますが、今日までの50年にわたるロータリアン人生の中で、最も感動したのは1963年11月6日のことです。インターアクトの創設者で東洋初のRI会長となられたインドのラハリー氏を小田原RCの例会にお迎えしたところ、手を合わせ深々と頭を下げられたその姿とインターアクトへの熱意に心を打たれ、私がインターアクトに没頭するきっかけとなったのです。ラハリー氏は「内部に火を燃やそう」というテーマを掲げ、いかなる善行や奉仕も善意の心が宿っていなくては本物ではないと強調されました。
最近はどこのロータリークラブも均一化されて特徴が失われているように思えてならないのです。ロータリークラブの活動は、RIや地区からの通達に従うだけではなくもっと自主的に進めてもらいたいと思います。かの米山梅吉翁は「各々のクラブなりの運営をしても構わない」と明言しています。そして、ラハリー氏の言葉のように、心の中に善意の火を燃え上がらせて奉仕を実践すれば、奉仕を通じての感動が自分に与えられると思います。感動なき行動より感動ある行動を、そして、相手の心に入り込むような奉仕活動を心がけてください。始めるだけでなく、継続することも考えてください。
私は今、与えられた1日24時間をどう生きるかということを常に考えながら日々を過ごしています。永平寺住職の著書に「欲は多すぎてはいけないが、少欲を持たなければ人間は生きていけない」また、「足るを知ること。足るを知った時に初めて満足となり、それは幸福につながることでもあって、幸せになったら感謝をする」と書かれていました。そして、今の私には何が必要なのだろうかと考えるようになり、書く・話す・考えるという3つを自分なりにしっかりやることだと決めました。
年齢は誰にでも平等に課せられたものであり、かつ減っていくものではありません。皆様も何年か後の自分の生き方について、ゆっくり考えてみてはいかがでしょうか。
重ねて申しますが、善意の心をもって奉仕活動を実行してくださることを改めてお願いいたします。

会長あいさつ 関口富夫会長
私たちの目を楽しませてくれた梅や水仙の時期も過ぎ、あとは桜の開花を待つばかりとなりました。先日の東京マラソンのコース途中で、国際ロータリークラブと書かれたブルーの旗が並んでいる光景をテレビの画面で目にしました。ボランティアの方々の協力によるものだと思いますが、私たちも機会があれば地域での奉仕活動を行いたいものです。
幹事報告 立川公一幹事代行
1.本日の理事会で、GSEの負担金を一人当たり1,500円とし奉仕金より據出することが承認されました。
2.同会にて3月と4月の卓話が承認されました。