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2009年02月19日

 第1391回例会

卓話「介護業界の実体」 さがみ信用金庫監査部推進役 大舘仁志様

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 私は昭和47年にさがみ信用金庫に入庫し、平成17年から2年4か月間、社会法人東洋会へ出向し介護の現場に携わって参りました。平成20年より再びさがみ信用金庫に戻り、任務の傍ら講演会も行っています。お手元の資料に合わせて話を進めさせて頂きますが、コムスンの例の事件は記憶に新しいところで、今は介護業界全体が非常事態に陥っています。
 まず施設ですが、特別養護老人ホームは比較的軽費のため、約40万人が入居している一方で40万人もの人が入居待機をしています。ただし、介護認定されなければ入れません。介護付有料老人ホームは設備費に充当される入居一時金が多額のため、なかなか満床にならず閉鎖に追込まれるところもあります。他には、認知症と認定された高齢者の方しか受け入れないグループホームがあります。サービスとしては、送迎付きで一日を楽しく過ごしてもらうディサービスやショートスティがあります。高齢者の中には認知症になる人も多く、自覚症状がなく進行も早いため薬の適用もままならなずとても怖いものです。脳の委縮が原因で、最新の情報は消えて過去の記憶は残っているのが特徴です。小田原市では「認知症SOS」を設けて徘徊の発見に努めています。
 次に、人手不足が最も重要な課題です。介護福祉士の資格合格率は50%で、なおかつ労働条件や定額報酬のために給与はアップされないので待遇面からも嫌われる条件が増え、専門学校も定員割れになっているところも多く、ひどいところは経営危機に面している状態です。人件費率が55~60%と非常に高い業界ゆえに経営も苦しく、入居者3人に対して介護士1人という「3対1の遵守義務」があるため人員削減はできないのが現状です。今後10年間に40~50万人の介護士が必要とされていますが、東南アジアから介護スタッフとして数千人を受入れても何の効果はないと思います。政府は、在宅介護へ方針転換を図ろうとしていますが、24時間体制を強いられるために介護者のケアが絶対に必要になってくることは目に見えています。ここまできたら国に何とかしてもらう以外にないのですが、介護の実体をご理解して頂き、来る事態に備えて皆様それぞれがご家族と共にご検討くださることをお願いいたします。
 最後になりましたが、小田原中ロータリークラブ様のご発展と皆様のご健勝をお祈りいたします。

会長あいさつ 川口功一会長
 日本が「いざなぎ景気」で沸いていた昭和40年代、自動車業界では日産サニーとトヨタカローラが鎬を削っていました。私が学生時代の頃でしたが、好景気も手伝ってマイ・カーが持てる時代になった訳です。サニーが1000ccでカローラが1100ccと、僅か100ccの差が購買層の間で人気を呼んでいました。また「時速100㎞が出せる」というセールスポイントも当時としては魅力で人気を呼び、自動車の売り上げ台数増加に好影響を与えたのです。さらに、トヨタは本場のアメリカでさえもまだ開発されていない画期的な製造生産ライン作り上げ、長らく日本経済の成長の先導役を担ってきました。
 日本はもとより、全世界まで及んだ疲弊経済の一日も早い復興を待ち望んでいます。

幹事報告 廣澤典昭幹事
1.RIからの連絡で、3月のロータリーレートの為替は1ドル90円となります。
2.会長エレクト研修セミナー(PETS)が、3月17日(火)に開催されますので、関口次年度会長に出席をお願いいたします。
3.第37回神奈川県ロータリアン親睦テニス大会が、4月7日(火)湘南ローンテニスクラブで行われます。参加希望者はお申し込みください。
4.後期会費と一緒に徴収させて頂きましたポリオ撲滅基金(一人2,000円で51名分=102,000円)をRIへ送金いたします。

北海道の思い出 峯 一喜会員
好きな北海道での写真です。バックに写っているのは、ケン・メリの木です。
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Posted by Yoshida at 2009年02月19日 16:41
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