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2007年11月01日

 第1330回例会

卓話「児童虐待と教育放棄の現実、青少年自立支援とのかかわり」  自立援助ホーム湘南つばさの家 ホーム長 前川礼彦様
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 児童虐待や育児放棄に関わる相談件数は増加し続け、家庭で暮らせない18歳未満の子どもは全国で約4万人といわれ、彼らは否応なしに若くして自立しなければなりませんが、スムーズに社会に順応できるケースは多くありません。そういう彼らに、やり直しができる場を与えてやることの必要性から、50年前に自立援助事業がボランティアで始められました。
 私は某自立援助ホームで10年ほどこの事業に携って参りましたが、家庭で暮らせない彼らを社会が支えていくシステムが必要だと痛感し、自らの手で神奈川県内で自立援助ホームを設立しようと思ったのです。湘南つばさの家は県下で3番目、横浜地域以外では初めてですが、全国でも45ヵ所しかありません。日本の将来を考えた時、私達が現状の社会の中でやらなければならないことは一体何でしょうか。不登校やニートと呼ばれる若者を含めた人材育成をするか、それとも何の支援もせずに福祉の再生産を繰り返すのか——それは、私達が彼らを支えていくか否かにかかっていると思います。その意味でも私は機会があるたびに自立支援ホームの現状と増設を訴え、説明させて頂いています。
 社会貢献として必要なのは、未来を支えるために今の青年たちを支えていくシステムを作っていくことだと考えています。家族や親の愛情を満足に受けないまま育ってきた彼らが社会に適応できる大人になった時、「誰かから大切にされ、支えられて助けられた」という思いがあってこそ、いつかは自分と似たような若者に手をさし延べることができるかもしれません。そして、家庭をもち家族ができた時、「自立援助ホームがあったから生きてくることができた」と思ってくれるかも分かりません。自立援助ホームで暮らす若者は、十人十色の心の傷を抱えていて、その内面まで察することは難しいことですが、私は、そういう若者たちの精神的な支援もしながら、日本の将来を託せるような若者を一人でも多く社会に送り出したいと思います。
 当ホームが開園して1年になりますが、主に私と妻で運営しているので6名しか収容できません。お陰様で、援助してくださる地域の方も増えて参りましたが、まだまだ多くのご支援に頼ることが大きく、この機をご縁によろしくお願い申し上げます。

会長あいさつ 川田隆志会長 
 10月28日の4地区合同ゴルフコンペには68名の方が参加されました。他クラブの会員と親交を深める意味でも、有意義な一日でした。
 次次年度会長および次年度理事・役員の立候補がないので、早速、指名委員会を設置いたします。
 今月はロータリー財団月間ですが、ロータリー創立以来職業奉仕が主体だったところに、1917年頃、慈善・教育といった社会奉仕の分野において世界規模で活動すべきであるという気運が高まり、基金が設置されました。それを基に、1928年の国際大会でロータリー財団と名付けられ、1983年には非営利財団法人として国際ロータリーから独立し、現在に至っています。今年度も、皆様の自発的な寄付をお願いいたします。
 なお、米山記念奨学会より「米山功労者第3回マルチプル」として、関口会員に記念のカードが届いていますので贈呈いたします。

幹事報告 釼持久資幹事
理事会報告
1.年末会員家族親睦会の詳細が発表されました。
2.東大阪東RCとの懇親会を、4月3日に行うことに決定いたしました。なお、この日を特別休会とし、5月1日を通常例会に変更いたします。
3.各委員長の方は、上半期の活動記録を所定の用紙に記入して担当理事へ提出してください。
4.小田原城菊花展協賛として、1万円を寄付いたしました。
5.12月の卓話予定が承認されました。
※ヒマラヤロクタの森より、会報と会計報告が届いていますので回覧いたします。

Posted by Tachikawa at 2007年11月01日 17:33
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