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2007年08月02日

 第1318回例会

卓話「小田原市の都市計画について」  小田原市理事兼都市部長 藤川眞行様

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 「都市計画」には2つの大きなカテゴリーがあります。1つは都市再開発や街路整備、公共施設や駐車場などの新設といったプロジェクト事業であり、もう1つは種別区域指定や規制といったものです。人口減少を含めた社会状況の変化により、都市計画そのものが従来からの見直しを余儀なくされているのが現実です。自治体のの財政が厳しいうえに、高齢化の進展により医療や介護福祉の予算を増加させざるを得ない状態で、公共投資への制約が更に強まり従前のように活発な都市計画事業を行う余裕がなくなってきています。小田原市でもこういった現状をふまえたうえで、重点的なプロジェクト事業を進めています。
 市からの説明不足により「プロジェクト全体がよく分からないと」とのご指摘を受けますが、「小田原駅周辺の活性化」を第1重点計画目標としています。駅ビルと自由通路の完成に関した統計調査によると、人の流れは多くなっているものの市街地へ出る人の数は目立って増えてませんが、市経済部の調べでは小田原城天守閣入場者は増加しているようです。これはアジア系観光客を対象にしたパックツアーのお陰のようです。秋葉原・富士山・城・雪景色などを盛り込んだものですが、小田原城という一つの拠点には人が集まるのですが、街中はなかなか流れていきません。
 小田原市では、お堀端に建設を計画していた新ホールの着工に近々移る予定で、併せてお城通りの再開発も着実に進めています。行政や民間企業の投資力も弱まり、制約もあるために大規模な再開発は限界が見え始めたこともあり、拠点に重点を置いた方針をとっています。
 一方、今後の街づくりを考えると、建築物や市街地への規制は必要になってきます。日本では戦後急速に都市化が進み、集中する人口を受け入れるための量的対応に重点を置いたため、景観や街並みの美しさなどはないがしろにされてきました。最近の市民アンケートなどでは「ゆとり・景観」などに対しての不満が多く、街並みの整備を望む声も度々聞かれます。この問題は建築行為などの住民の協力も必要ですし、決して1〜2年でできるものではないことはご理解頂けると思います。
 小田原市では「千年都市構想」を掲げて整備計画を進めていますが、そのための規定やルールといったものが定められていないために、紛争やトラブルが目立っています。こういうことは各地で見られることですが、小田原市では市民の代表者を混じえ、様々な意見を調整しながらバランスをとり、高さ規制を市街全域にわたり設定しました。さらに景観計画や景観条例も着手し、外国の街並みを参考にして屋根や壁、屋外広告としての看板の色も指定しました。
 小田原市としては、街並み整備のための独自のルールを定め、地域の活力を高めることも観点に置きながら一歩一歩実行に移していますので、どうぞご理解頂きたいと思います。

社会奉仕・新世代奉仕委員会より(吉田孝委員長)
 新潟県中越沖地震への義援金寄付をありがとうございました。所用で被災地近辺を車で通りましたが、地盤の隆起や陥没が至る所で見られ、交通規制は解除されていませんでした。また、ブルーシートを覆った家屋が3〜4割近く見られました。一日も早い復興を願うと共に、突然の天災に対して日頃からの注意を怠らないようにしたいと思います。

会長あいさつ 川田隆志会長 
 待ちに待った梅雨明け宣言が出されました。こんなに遅れるのは地球温暖化の影響でしょうか。暑い日が続くと思われますので体調に気をつけましょう。 毎月第一例会に唱和している「四つのテスト」ですが、1954年(昭和29年)にロータリー創立50周年を機に採り入れられました。元々はロータリーのために創られたのではなく、時のRI会長が、自分がかかわる企業の業績がおもわしくないのを見て職業道徳訓として考えていたものといわれています。その版権をRIが取得して制定したのですが、日本語訳にあたっては全国のロータリアンから募集し、東京RCの会員のものが採用された経緯があります。半世紀を過ぎた現在でもその解釈については様々な意見が出されていますが、企業用に考え出された「スローガン」が、職業人としての最低限の理念としてロータリアンに浸透して今日に至っているものです。

幹事報告 釼持久資幹事
理事会報告
1.親睦・家族委員会と職業奉仕委員会による「合同家族旅行会」について多少の変更が報告され、了承されました。
2.新会員候補者として1名の方の申し込みがあり、選考手続を進めている旨の報告がなされました。
3.9月の卓話プログラムが承認されました。
連絡事項
1.本年度あるいは来年度の交換留学生受入れ要請があり、当クラブとして承諾いたしましたのでその節はご協力お願いいたします。
2.CLP導入に伴い、川田会長の構想である「ロータリーの勉強会」の開催を計画しています。
3.会費未納入の方は、速やかに納入してください。
4.地区より㈰研究グループ交換(GSEチームメンバー)募集と㈪青少年交換学生募集の2点が届いています。

Posted by Tachikawa at 2007年08月02日 18:34
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