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2007年05月24日

 第1308回例会

卓話「ヒマラヤを越える子供たち」チベットサポートグループ KIKU代表 久保隆様
 1998年6月、ヒマラヤを越える子供たちの存在を初めて知り、厳しい状況にもかかわらず、明るく頑張っている彼らをぜひ応援したいと思い、知人の菊池和子さんと2人でチベットサポートの活動を始めました。
 「KIKU]というのは、2人の名前の頭文字をとったもので、子供たちの里親になる活動のほか、学用品や衣類などを定期的に送っています。
 親元を離れ、ヒマラヤ山脈を越える子供たちを追ったドキュメンタリー映画をお見せいたしますが、幼い子供たちが命がけで山越えをする実態が映し出されていて、中には凍傷で指を失う子供も数多くいるそうです。そして、子供たちが目指すインド北部のダラムサラにこの子たちを受け入れる「チベット子供村」があり、現在2,500人余りが暮らしています。生活費と授業料は無料で、世界中からの寄付と支援によって運営されています。
 現在も毎年200人ほどの子供たちが、着の身着のままでヒマラヤを越えて中国領チベットからインドのダラムサラに亡命してきます。寒さのために凍死する子供もいるといわれ、そんな危険を冒してまで亡命させるのは、チベット語の禁止やダライ・ラマ法王の写真所持の禁止など、チベットの文化や伝統を根絶やしにしようとする中国政府の信じがたい圧政から、せめて子供たちだけでも救いたいという親たちの切ない願いからだと知りました。自分の子とは二度と会えないかも知れないという現実を乗り越えて、チベット子供村に預けるのです。
 このチベット子供村では、高校卒業までの間にチベットの文化を教え込み、それ以降は子供の望む形での支援を行うようになっています。活動を始めて3年目頃に現地の子供から「私は今、とても幸せです。なぜならば、私の知らない国の知らない人が私を支援してくれるからです」という手紙が届きました。「誰かが自分を助けてくれている」という思いがあるから子供たちは頑張れるのだろうと、私は感じました。こういった実情をできるだけ多くの方に知ってもらい、一人が一人の子供を支援して頂けたらとても嬉しく思います。私達の活動も9年目に入り、今では70名ほどの方々に里親制度を通して支援して頂いています。難民の子供たちの将来を考え、援助だけに頼らず生活できるよう、自立生活支援の芽を育てたいと思っています。私達の活動について紹介しているパンフレットをお読みになって頂き、これからもご支援をよろしくお願いいたします。

会長あいさつ 石原和夫会長 
 季節の変わり目にさしかかり、はしかが大流行しているようですので、ご注意ください。本日の新聞を見ましたら、大手消費者金融会社のT社の贈与税問題が目をひきました。オランダに会社を設立して「外国籍の会社資産」とし、その90%に該当する株(金額にすると千数百億円)を、平成11年にご子息に贈与したので国税局が贈与税の支払いを命じました。そして、これを脱税目的の行為と判断した国税局は翌年に「日本国籍を有する者が、外国籍の会社の財産を贈与されても課税する。非課税地域であっても例外ではない」と法律を変更しました。ところがそのご子息は、贈与が行われたのは法改正以前であり且つ非課税都市である香港で暮らしているため納得できず、訴訟を起こして裁判になったのです。地裁の段階で「課税なし」の判決が下り、現段階で国は13
30億円という額の税金の払戻しと還付加算金130億円を払うことになりまし
た。今後の成り行きを見守りたいと思います。

幹事報告 井島誠行幹事
1.来年度のロータリー手帳が届いていますので、ご希望の方は事務局で受け取ってください。
2.次週例会のクラブフォーラムは、新旧委員の引き継ぎを行います。

Posted by Tachikawa at 2007年05月24日 19:20
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