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2007年05月17日

 第1307回例会

卓話「まんがの活用法あれこれ」漫画家はせべくにひこ様
会社勤務を経て漫画家の道を歩み、現在は1コマまんがや4コマまんがを駆使した“ビジネスまんが”という分野で作品を手がけています。これまでに読売国際漫画大賞を2回受賞したことや、各展覧会での入選は仕事の面でも糧になっています。この2年間は、各地から個展開催の引き合いも多く、作品にとりかかる時間も余りありませんでしたので、今年は「月に1度は漫画を書く」と心に決め、常に自分にプレッシャーをかけながらすでに8点ほど仕上げました。創作をしばらく休むと技術や思考力がさびついて、納得する良い作品をつくることができ
なくなると思いますので、自分なりの目標を決めて活動を続けています。
 一口に漫画と申しましても、想像して描くだけではありません。実際に現地に行って、見たり調べたりしないとその筋の専門家から必ずクレームが付くので、一つの作品を完成させるには意外と時間を費やしてしまいます。この習慣は過去の苦い経験から生まれたもので、叱咤激励されながら今に至っています。「自己評価30点」が私の信条ですが、良いものを見て、良いものを聞き、良い人にふれることによって自分のいたらなさを知ることが肝心で、コンプレックスを自分にとってのエネルギーだと受け止め、プラス志向に転じた方が賢明なのではないでしょうか。私は「元々30点だから一気に100点を狙わずに、先ず35点を目指すこと」を心掛け、常にチャレンジ精神を持ち続けていきたいと思っています。
 私のアイデアの原点は、机の引出しに溜まっているメモ書きです。いつでもどんな場所でも思いついたらすぐにメモをとり、新聞からのネタも大切に書きとめています。行き詰まった時は、過去の作品や他人のものを見ると不思議と新鮮なアイデアが浮かんできます。 私は今、漫画というものをどのように世の中に役立てていったらよいか考えなくてはいけないと思っています。今は教科書に漫画が掲載されている時代ですの
で、そのニーズは多いと思います。私が考えているのは「日めくりカレンダーに用いること」で、過去に企業から依頼されて幾つか作成したこともありますが、いつかは専門家とコラボレーションして手がけてみたいと思います。皆様の企業などで必要性があれば、お気軽に声をかけてください。


会長あいさつ石原和夫会長
某小学校では、修学旅行の第1日目の昼食として「弁当持参」を提案しましたが、そのほとんどがコンビニエンスストアなどで購入したものでした。そこで、母親たちに「おにぎりでもいいので必ず家庭で作った弁当を持たせ、子供への手紙を添えてもらいたい」と要請しました。その弁当を開けた子供たちはとても喜んでいたそうで、帰ってから母親へ「ありがとうの手紙」を渡したとのことです。小・中学生の頃における教育は、人間形成上多大な影響をおよぼし、とても重要なものであると思いますし、人間としての基本的教育や躾がなされれば、悲惨な事件などは起きないのではいでしょうか。

Posted by at 2007年05月17日 15:56
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