会長あいさつ石原和夫会長
「不義をして得た富は浮雲の如し」という孔子の言葉があります。最近、金属
部品が盗まれる事件が多発しており、小田原市でも被害が出ています。不正をし
て得た名誉や地位、金銭などが長く続く訳がなく、裏切られたりだまされたりし
た人は、その恨みをいつまでも持ち続けることと思います。孔子の教えは「法を
犯して手に入れた財産はすぐに消えてしまい、正直・勤勉・親切を守って築き上
げたものは長続きするものである」ということなのでしょう。私達ロータリアン
は、4つのテストを自分の行動に照らし合わせてロータリー活動を続けていきた
いと思います。
幹事報告瀬戸啓治副会長
1.東大阪東ロータリークラブ歓迎の日程は、お配りした案内状とおりです。
2.ライラの再募集を行うそうですので、新世代奉仕委員長に依頼いたします。
3.相洋高等学校の卒業式が本日挙行されましたが、出席できないため祝儀をお
届けいたしました。
4.4月の卓話予定が承認されました。
5.本年度のGSEは、4月11・12日に第9グループが担当することになり
ましたので、詳細が決まりましたらご協力をお願いいたします。
卓話「最近の高校事情について~民間人から見た高校教育」 近藤薫小田原城東高等学校校長
私は1951年(昭和26年)5月の生まれで、1976年(昭和51年)に
大学を卒業して日商岩井に入社しました。2003年(平成15年)3月に退職
して翌年10月に神奈川県教育委員会に所属、2005年(平成17年)1月か
ら小田原城東高等学校に勤務し同年4月に同校の校長に就任いたしました。
本日のテーマに入りたいと思いますが、まず「学校世界における民間企業のイ
メージ」という観点から進めていきます。小田原城東高校の場合は、職業高校と
しての長年の歴史と地域との係わりから、民間企業に対する教員の偏見はありま
せん。しかし、県内のほとんどの高校では、管理職を含めた教員が民間企業に対
して悪いイメージをもっています。その理由として①利潤追求のためには手段を
選ばない。②卒業生から企業のネガティブな話を聞かされる。③不正企業に対す
るバッシングが行われる。などが考えられ、県立高校では民間企業へのマイナス
イメージが蔓延しているように感じますので、その打開策を考えなければならな
いと思っています。
ところで、小田原城東高校は湯河原高校と統合され、2008年(平成20年
)4月から総合ビジネス科の専門学校として発足いたします。新学校の内容につ
いては県教育委員会のホームページに示されていますので、ご覧ください。ポイ
ントは、従来の商業教育を21世紀のニーズに合わせてビジネス教育に変えるこ
とです。ビジネスマンたる前に立派な人間を育てなくてはいけないという要求も
出されていますし、私は、今さけばれているような倫理観、正義感を持った人間
を育てることは、とりも直さず企業経営に必要な人材を育てることにつながると
考えます。ビジネスの基礎知識などを植えつける前に、基本的人間性を涵養して
いきたいと思っています。新校準備と開校後の運営に当たる私が一番気を使うこ
とは、学校という一つの世界に長くいる教員達をいかにして社会の常識に近づけ
、社会の風にさらすかということです。生徒達は最終的に社会へ出ていきますが
、その世間を教員が知らずしてまともな教育などできるはずがありません。です
から、教員達にはできる限り世間とのコンタクトを増やしていくことも重要かと
思います。本校のチャレンジショップもそういう意味で推進し、商業科ばかりで
なく普通科の教員も全員参加させています。さらに、城東高校をはじめ県西地区
県立高校の教員をできる限り民間企業で研修させたいと祈っています。すでに、
西湘医業師研究会のメンバー企業の方々のご協力により、足柄高校の教員がお世
話になっています。今後も皆様方にご依頼することがあるかも知れませんが、そ
の節はよろしくお願いいたします。
最後に、諸事情により新校名には、“城東”の文字が入らないと思われますが
、私といたしましては消滅する城東ブランドを一刻も早く回復させ、皆様におか
れましては11月に発表されるであろう新校名を心に刻んで頂き、変わらないご
支援を引き続きお願いする次第です。
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