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2006年04月06日

 第1256回例会

卓話「最近の高校生について」 石原春男様(小田原高校前校長)

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 現在の学校生活は、誰が生徒か先生か分からない状態で、高校生にとって、おそらく怖いものは何もないはずです。叱られることによって自分が悪いと知り、年上の人の厳しさを肌で感じたものですが、肩を叩くだけで体罰ととらえらえる時代ですから、今はそういう感覚がありません。指導者のもとに成長しなければならない年齢層の子供が、その手元から離れていってしまう現象は小学校時代からの積み重ねの表れだと思いますが、それは指導力の低下も一つの要因だと考えられます。
 子供たちは集団(群れ)で遊ぶことによって人間関係を学ぶといわれていますが、そういうことが今では失われつつあるので、人とのつき合い方が分からない子供が増加しています。高校でも心理療法士(カウンセラー)を採用して相談にのる授業が展開されています。文部科学省の方針も、学習以外にも生徒の心理・生活面にもかなり力を注いでいる印象を受けます。子供たちを育てる環境がここまで変化してしまうと、原点に戻った子育て・教育が見直され、求められる時代が訪れるような気がします。子供たちが群れをなして遊ぶことをなくしてはいけないと、私は思います。
 小田原高校は定時制も併設されていますが、従来のように昼間は勤めて夜間通学するという生徒は1〜2人で、昼間の高校に入学できなかった生徒が定時制に通ってくるのですが、彼等は昼間のアルバイトをしています。随分と様変わりしてしまいました。
 全体的に学力の低下は否定できませんが、非行や暴力問題を起こす生徒の多くは、親とのかかわりがない環境で育った場合が多いようです。でも辛抱強く接していくと変化がみられ、手をさしのべることが教育者の使命であると肝に命じています。
 RCからの依頼で留学生を受け入れていますが、居眠りをしながら授業を受けている姿に、驚いたそうです。私はその話を聞いて、日本の教育が後進国に追い越される危機感を覚えた次第です。高校では校長が全ての授業を見回り、評価するようになっていますが、行政の方針と現実の高校生活のギャップをうめることは難しいとつくづく感じています。
 多感な年齢の子を育てるうえで、一番大切なのは環境だと思います。日本の教育も一つの転期にさしかかっているようですが、今までの経験が少しでもお役に立てればとても嬉しいと思います。

会長あいさつ 池田宏行会長 
 昨日、二宮神社で小田原北RC創立40周年記念事業が行われ、私と豊田幹事、元分区代理の梅津会員が出席いたしました。記念誌とプログラムを回覧しますのでご覧ください。また、GSE歓迎会でペンシルバニアRCのバナーを頂きましたので回覧いたします。15日には、大磯プリンスホテルで小田原城北RC創立30周年記念事業が行われますが、私と幹事が出席させて頂く予定です。次週例会では、定款細則についてのクラブ協議会を行いたいと思いますので、活発なご意見の発表を期待しています。

幹事報告 豊田 靖幹事
1.暫定理事会で提出された「2006〜07年度役務分担」が理事会で承認されました。
2.地区協議会が5月14日に横須賀で行われますが、次週例会にて次年度幹事の井島会員より詳細事項について発表して頂きます。15もの委員会が出席義務となっているようですので、ほとんどの委員長の方に出席して頂くようになると思いますのでよろしくお願いいたします。
3.5月18日の例会で、新旧委員長引継ぎ会議を行います。
4.地区国際奉仕委員会と世界社会奉仕委員会は、前年度はネパールの子ども病院支援を実施いたしましたが、今年度はミャンマーにおける子どもの健康増進支援プロジェクトを推進するとのことです。この件については、次週例会にて新堀会員より説明して頂く予定です。
5.第26回県西地区みんなの集いへ、優勝楯2個寄贈の協力依頼が届いていますが、理事会で承認されました。
6.神静民報社創刊60周年記念祝賀会の案内状が届いていますが、小田原城北RC記念事業の日と重なりますので、事前に御祝儀を届けることで承認されました。
7.GSE結果報告、東大阪東RC表敬訪問の決算報告などが承認されました。

Posted by Tachikawa at 2006年04月06日 17:02
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