会長あいさつ 譲原 彰会長
「2007~2008年度ガバナーノミニー候補者提案に関する告知」が届いていますので、回覧いたします。「2004年版手続要覧」が届いていますが、1冊しかありませんので、地区のホームページでご覧ください。購入については理事会で検討させて頂きます。
2月6日の「かながわ湘南ロータリークラブ認証状伝達式」に、私と西山幹事、井上・片岡両会員の4名が出席いたしました。財団および米山奨学生のOBが主体で、男性11名・女性12名の計23名、平均年齢が38歳という若いロータリークラブです。
松宮ガバナー夫人のチャリティコンサートが行われるそうです。収益はポリオ撲滅に寄贈されるということですので、観覧希望者は申し込んでください。
最後になりましたが、指導者育成セミナーに参加された豊田・釼持両会員に修了証書をお渡しいたします。
幹事報告 西山文男幹事
1.2590地区・2780地区合同テニス同好会親睦会の参加希望者は、事務局へ申し込んでください。
2.英語版「ザ・ロータリアン」が届いています。
3.3月27日と4月8日に財団学友のコンサートが開催されます。多数の方に聴いて頂きたいとのことですので、ご協力をお願いいたします。
4.25周年記念事業として追加された「ブラジル・サンパウロ職業訓練校へのマッチンググランド」
の詳細をメールボックスに入れておきましたのでよくお読みください。
卓話「NGO活動とカンボジアの水について」 脇田恵暢様(湯河原・椿寺住職)
私がカンボジアと関わるようになったのは1968年頃です。シアヌーク殿下のもと、アジアにおける平和な国のひとつとして知られていましたが、内戦が始まり最後はポル・ポトの独裁政治に変わり、200~300万人ともいえる大虐殺へつながっていきました。この国には“水”に関する話題が多くあります。カンボジアのほぼ中央にあるトンレサップ湖は琵琶湖の約10倍の大きさで、東南アジア最大の漁獲量を誇っています。まるで湖底から魚が湧いてくるようで、網ですくえば簡単にとれるのです。今でもエビ漁が盛んのようですが、その量は次第に減っています。また、メコン川の洪水によって溢れた水が水田にまで入り込んできますが、栄養素を多く含んでいるため農民は肥料を播く必要がありません。この国には“水あれば魚いる”という諺がありますが、現在でも人々は水のあるところで魚をとっています。しかし、あらゆる整備は遅れており日本のODAによってようやく始まりました。生活用水は、都市部を除いては井戸、川、雨水に頼っています。雨季と乾季がある国ですから一年中豊富にある訳ではなく、水枯れの時は井戸を掘って地下水に頼らざるを得ません。私はNGO活動に従事しながら、1機25,000円くらいのポンプ寄贈に協力させて頂いております。
川は黄色く濁り多くの生活廃棄物が浮いています。日本では想像できないこの川の水を飲料としています。私はこの現実を見るに見かねて、せめて子供たちにだけでも“正常な水”を与えたいと思ったのが活動に参加したきっかけでした。今は椿寺に募金箱を置いて皆様にご協力を頂いていますが、今年1月に現地の小学校に寄贈して始動させました。水が出ると子供たちが大勢寄ってきて大喜びでこの水を飲み始めました。消毒されていない水をカンボジアの人々はそのまま飲みますが、透明とはいっても有害物質が混じっているので、私達が現地にいる時は必ず煮沸・沸騰させます。
人々の貴重な生活用水である雨水ですが、一方では酸性雨によるアンコールワット遺跡の浸食が始まっていて、存続も危ぶまれる世界的な深刻問題になっています。この酸性雨は、約10年前にインドネシアで発生した大規模な山火事の媒煙によって汚染された大気を雨が通ることによって発生するものです。反面、神様は人々が生きていくためにヤシの実に豊富な水を与えてくれました。カンボジア特有のサトウヤシから採取されるものは最高級とされています。
このようにカンボジアは、自然の脅威もある傍ら天の恵みも受け、水と非常に深い関係のある国です。衣食住でフランスの影響を受け、教育もフランス式が採用されていますが、なぜか井戸が足りません。
カンボジアの現状を少しでもご理解して頂ければとても嬉しく思います。と同時に、活動の結果は急速に表れることはありませんので、少しずつの積み重ねが実を結ぶまで続けていこうと思っております。