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2004年04月22日

 第1169回例会

会長あいさつ 田中秀明会長
 藤の花も咲き始め、初夏を感じさせるような陽気になりました。四季折々に咲く花を見ながら季節の移ろいを感じられる喜びを、ありがたく思います。私達の任期も余すところ2ヶ月になりましたが、GSEや国際大会への参加という役目が残っています。国際大会へは13名以上の参加申込みがあるようですが、一人でも多くの方の参加を期待しています。20日の火曜日に、来日された次年度RI会長ご夫妻を囲んでのセミナーと懇親会が鎌倉プリンスホテルで開催され、私と譲原会員が出席させて頂きました。

幹事報告 川口功一幹事
1.ロータリーワールドを回覧させて頂きますので、お読みください。
2.新会員入会について前段の手続きが終了いたしましたので、関係書類等を郵送させて頂きます。結果の発表は5月13日の例会となります。
3.以前、ロータリー週報でお世話になった石塚勝治様(元文化堂印刷〓社員)が亡くなられました。ご冥福をお祈りしたいと思います。

卓話「製麺の実情」 村上正樹会員
 明治24年(1891)から空きビンや空き樽の廃品回収を営み、現在地で麺類の製造卸しをmirakami.jpg
始めたのは昭和23年(1948)からです。各業界も厳しい状況のようですが、製麺業も例外ではなく、ここ10年間で3店に1店くらいの割で姿を消しています。早朝から作業にとりかかり、休みもなかなか思うように取れない状態ですので、ロータリー活動にも積極的に参加できず皆様にご迷惑をおかけしている次第です。この場を借りましてお詫びいたします。
 さて、製麺業界は「生麺業界」「乾麺業界」「即席麺業界」「パスタ業界」の4つに大きく分かれます。私の会社は、中小企業が主流を占めている生麺業界に属しています。生麺業界は、わが国における麺類の生産の半分を占めていますが、生産量は平成4年をピークに年々減少の傾向にあります。昨年度は平成4年に比べると約15%減少という数字が出ていますが、先程の4つの業界の合計生産量はほとんど変らない状態ですので、如何に生麺業界が厳しい状況であるかおわかり頂けると思います。弊社での売上げの約40%がスーパー、約35%が小売店や業務用食堂(一般の飲食店やドライブインなど)、残りの約25%が学校給食や産業給食です。
 今、ラーメンブームといわれていますが、個人的な見方としては、余りにも商業ベースにのりすぎているように受けとれます。
 地元スーパーとは長い間お取引きさせて頂いていますが、新製品の進出が著しく弊社の売場を確保することさえ至難の技になっているのが現状です。それでも何とか続いているのはお互いの信頼の賜物でしょうか。
 我々の中小企業が徐々に追いやられた理由としては、〓消費者の要求にあった商品開発ができなかったこと〓スーパーが望んでいるハイレベルな品質管理に対し、中小企業の設備では対応しきれなかったこと〓流通センターの設置により大手企業が入りやすくなったこと などが考えられます。さらに、主要取引先だった商店街の食料品店がコンビニやスーパーの台頭で閉店に追い込まれるケースが多く、売上げを伸ばしていく分野が次第にせばめられているのが現実です。スーパーの売場から私達の作った商品がなくなっていくと同時に、長びく不況の影響でチラシを見ても“激安”“格安”の文字が目につきます。出荷数量に対して荒利益や収益性が見込めない状態になっていますので、今後の活路をどこかに見つけなくてはならないという危機感を持たざるを得ません。小田原地区では安売りの影響はまだ受けていないようですが、日本各地ではすでに激安商戦が展開されていますので、その波に飲まれると増々厳しくなります。小売業界でのデフレと並行して、外食ラーメン業界でもデフレが始まっています。厳しい現実とは別に、無店舗販売・通信販売・インターネット販売・工場直販などの新しい販路を模索していかなくてはならないと思っています。
 どの業界も同じことが言えると思いますが、この不況の折、企業のトップが必死になって走らないと存続が危ないことは充分承知しています。合わせてロータリー活動も時間の許す限り参加したいと思いますので、これからもよろしくお願いいたします。

Posted by Yoshida at 2004年04月22日 17:48
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