会長あいさつ 田中秀明会長
今年も残すところあとわずかになりました。風邪をひいていらっしゃる方が多く見うけられますが、くれぐれも健康にはご注意ください。各委員会の委員長の方はミーティングを開いて頂き、前半期の反省と後半期へむけてのチェックをしてください。クラブのホームページの内容が新しくなっていますので、是非ご覧ください。
幹事報告 川口功一幹事
1.地区の職業別名簿をお渡しいたしましたので、どうぞご活用ください。
2.先週申しあげました「一人500円の募金」を始めましたので、よろしくご協力ください。
3.セブ・マボロRCからの「ゴミ収集車寄贈依頼」に対し、正式に断わりの返事をしておきました。
4.次週の会場および点鐘時刻にご注意ください。
卓話 「最近の治安情勢について」 神奈川県公安委員会委員長 石井 明様
公安委員会といっても余り身近に感じていらっしゃらないかと思いますが、実は運転免許証は公安委員会発行のものです。
公安委員会は第二次世界大戦後に創設されたもので、強い執行力を持っている警察が独善的な運営がなされたり、政治的に利用されることのないように管理することが目的です。都道府県公安委員会委員は、政令指定都市を包括する県では5名、その他は3名とされており、合議制の機関ですので奇数となっています。神奈川県の場合は5名で、そのうち2名は各政令指定都市の市議会の同意を得て市長が推薦、知事が任命します。残りの3名は、知事が県議会の同意を得て知事が任命します。
さて、治安の現状は大変憂慮すべき状況です。先月行われました全国公安委員会議の席上、警察庁長官は「現在の治安情勢は危険水域である」といわれました。世界一安全な国といわれた日本の安全神話は、崩壊したといっても過言ではないと思われます。先般の衆議院議員選挙や自民党の総裁選においても、治安問題が政治課題として大きく取り上げられたことは、皆様ご存知のとおりです。最近の犯罪件数をみると、昭和55年までは全国で年間平均140万件で推移していましたが、平成14年は285万件と7年連続で増加。検挙率は昭和63年頃までは60%を越えて推移していましたが、昨年は20.8%と戦後最低の水準となりました。次に目立つのは、引ったくりや路上強盗などの街頭犯罪や侵入犯罪の急増で、10年前に比べると路上強盗は約5倍、引ったくりは約6倍、空き巣は約2倍となっています。そして、外国人犯罪が急激に増加の一途をたどり、昭和55年の約10倍、10年前の約3倍となっています。平成4年の外国人犯罪検挙件数は約12,000件、昨年は35,000件というのが実体で、その手口も残虐性を増し、凶悪になる一方です。
治安悪化の要因としては、不法滞在者(特に中国人犯罪者)の増加や少年犯罪の増加が考えられ、警察の力にも問題があると思われます。加えて、インターネットなどのコンピュータを利用した巧妙な犯罪も激増し、捜査上困難をきわめているのも事実です。
いずれにいたしましても、治安回復は一朝一夕でなるものではありませんので、単に警察力の増強に頼らず、防犯カメラの設置などで街ぐるみの防犯対策を講じて頂き、自己防衛も万全にして他方面にわたる警察行政へのご協力を切にお願いいたします。