会長あいさつ 田中秀明会長
先日の京都旅行では、貴重な体験をさせて頂き、とても有意義な2日間でした。ガバナーからの伝達で「各委員会で掲げた目標の進捗状況についてチェックし、これからの半期に向けて反省と修正をして頂くようにお願いいたします」とのことです。
幹事報告 川口功一幹事
1.合同例会が、来年2月21日(土)に大井町公民館で開催されます。当クラブは記録委員として参加いたしますので、該当委員の方はよろしくお願いいたします。
2.中国の日本語学習者招へい援助として一人400円、米山記念館事業費補助募金を一人100円の計500円を次週より始めますので、ご協力ください。
3.ネパールへのベッド支援金として、クラブより1万円を寄付させて頂きます。
4.本年も、書き損じハガキ回収にご協力くださるようお願いいたします。
5.ロータリー国際大会に、とりあえず2名分(300ドル×2)を申し込んであります。
6.ロータリー財団学友の関田さんへの補助金として、12,000円を振込みました。
7.地区国際奉仕事業報告会に、田口世界社会奉仕委員長と川田国際奉仕委員長に出席して頂き、後日その報告をお願いいたします。日時は、来年1月12日13:00~15:30(予定)です。
8.1月の卓話が承認されました。
卓話 「フリートーキング」 さがみ信用金庫顧問 高田 滋則様
只今ご紹介にありましたように、神奈川県警に35年間勤務し、そのうちの32年を刑事として過ごして参りました。扱った事件は、贈収賄、詐欺、横領、背任などです。
現在、全国で23万人強の警察官がいて、その警察を監督、指導しているのが国家公安委員会です。委員長は国務大臣が務め、現在は小野清子氏です。国家委員会の下に警察庁が置かれ、その管轄下に北海道から沖縄までの47の各都道府県警があります。道警、府警、県警といいますが、東京だけは都警ではなく警視庁と呼びます。全てが別格で、その長たる呼称も、警察庁長官、本部長とそれぞれ呼ぶのですが、警視庁だけは警視総監といって警察庁長官の次に位置されています。警察庁と警視庁をよくまちがえる方がいますが、気をつけてください。
長い刑事生活の中で、捜査四課という暴力団を専門に扱う部署に配属された時がありました。その時の上司は、まさにドラマで描かれる“最後の刑事”といった感じで、薫陶を受けました。大木警部という方ですが、その方と一緒に捜査に当たった3つの大きな事件を紹介いたします。1つ目は、平塚市で起きた暴力団親分行方不明事件で解決の糸口がつかめず、親分の奥さんに狙いをつけて半年間毎日通いつめ、ついに彼女から真相を聞き出すことに成功し、事件解決へつなげました。マムシの異名どおり、その執念には驚かされました。2つ目は拳銃密売事件です。現役を引退し失明した元暴力団の親分がいましたが、私の上司はその人を何度も逮捕したことがあり、その度に何かと面倒を見ていました。その恩情に感謝したのか、子分から入手した情報を私の上司に教え「密輸拳銃100丁摘発」というかつてない事件の捜査にあたることができました。3つ目は、日本人が海外で起こした事件を初めて日本の警察が摘発したという画期的なものです。昭和56~57年のことで、フィリピンのマニラで起こった保険金殺人事件です。それは、新聞に載った数行の記事に疑問を持ったことがきっかけでした。当時、海外で日本人が起こした事件を日本の警察が捜査するようなことは考えられませんでしたが、上層部に執拗にかけ合い、その熱意に負けてとうとう1年間だけ許されました。日本のように資料はなく、言葉の弊害も重なって困難を極めました。やはりここでも上司の執念が実を結び、保険金殺人事件の終結をみたのです。これら3つの事件は、大木警部がいなかったら解決はできませんでした。
世界一安全といわれた日本の治安も危機に面しています。以前に、石原都知事の「外国人は犯罪予備軍」発言が物議をかもし出しましたが、私は当てはまっていると思います。今は中国人を主犯とした外国人の残虐で悪質な事件が増える一方で、各地で起きている事件は決して他人事ではありません。特に年末は、防犯にはより一層の注意を心がけて新年をお迎えください。