会長あいさつ 田中秀明会長
皆様が待ちに待っていたガバナー公式訪問の日がやってきました。ガバナーが住んでおられる鎌倉は歴史と文化の街で、海があり山がありで今は秋真っ盛りです。小田原も負けずと歴史と文化の街です。この様な温暖な所に住んでいると、つい冷たい風を忘れがちです。世の中には、あらゆる環境条件の中で憂いている人が大勢います。ロータリアンとしても今考えなければいけない時期にきていると思います。我々がロータリアンとして継続していくことも、そして皆に手を貸すこともです。私は、四つのテストがロータリーの基本理念と思っています。四つのテストを日々実行することで、ロータリーの半分以上を実践していると思います。世界の国々が自国の利益の為にではなく、四つのテストの為にであったら世界は平和になるのではないでしょうか。中西ガバナーは、地域行政のトップとしての経験もお持ちです。今日は、より良い指針を与えて頂けることと思っています。今日の公式訪問が有意義なものになるように、皆様のご協力をお願いいたします。
幹事報告 川口功一幹事
1.本日はガバナー公式訪問ですので1時間延長になります。次週は12時30分点鐘、次々週は特別休会ですのでお間違えのないようにお願いいたします。
「卓 話」 中西 功第2780地区ガバナー
本年度のRIテーマは世界の貧困に対する援助がメインで、会長はその力を「家族委員会」に求めています。クラブに関わった方達をも含めた大きなファミリーの力に期待しています。
私は1971年に入会いたしましたが、「相互信頼に基づき、寛容の精神で善意を持ち合わせながら奉仕をすることが重要である」と何度もいわれました。皆様にはこの意味を再認識して頂くことをお願いいたします。私は今年度、IT活用により、先ずガバナー月信発行費と地区通信費を3分の1くらい削減することを目標にします。アナハイムでの研修で、「世界のRCが現状のままでいけば、あと1世紀後には存在しないだろう」という警告が発せられました。RCは今、何が問題なのか――というテーマで各クラブにおいて討論して頂くことをお願いいたします。そして、基本的なルールに従えばRIの指示どおり全て実行しなくても構わないと考えますので、「日本流のロータリー」を研究してみたいし、すべきだと思い本年度はIMに取り組むことにいたしました。RIの新しい必須プログラムが、来年1月17・18日に開催されます。各クラブでの世代交代が進むなか、次代を担うリーダーの育成を目的にした研修セミナーですので、若い年齢層の方に一人でも多く参加して頂きたいと思います。
最後に、アナハイム研修時に伺った印象に残った話を紹介いたします。それはロータリークラブ創立の少し前、スコットランドでのことです。農家の池に落ちた少年をその家の主人が助けたことに始まります。助けられた少年の父親が御礼金をわたそうとしましたが、受け取ってもらえず、農家の少年のために高等学校までの教育費援助を申し出たところ、少し戸惑いはあったものの受け取って頂けました。その費用で少年は地元の高校を優秀な成績で卒業、その折に校長先生から「奨学金」のある大学を奨められて入試に合格。医学を勉強し、後世に「ペニシリン」を発見、1945年にノーベル医学賞を受賞したその少年は有名なフレミングです。さらに、助けられた少年は1953年にノーベル文学賞を受賞しロンドンRCの会員となり、後年イギリスの首相となったチャーチルでした。この話を聞いた時、奨学金の持つ重要な意義を改めて知られました。
どうか、明日の若者のために、米山奨学会へのご理解とご支援を重ねてお願い申しあげる次第です。
ガバナーとの懇談会
Q.委員会の統廃合についてどうお考えでしょうか。
A.ロータリーは単年度主義ですので、その年度の会長さんの方針にそった組織を作ればいい訳ですが、組織は思い切った簡素化が必要だと思います。
Q.地区委員の選定方法と単位クラブとの関係は、どうなっているのでしょうか。
A.RIとの連絡や情報提供をし、各クラブの奉仕活動をし易くするのが地区の役目で、その活動のお手伝いをして頂くのが委員であり役員です。最低でも各クラブ1名をベースに、本年度は各グループの現役のガバナー補佐とPGに推薦をして頂きました。各クラブの了解は必要ないと思います。
Q.移動例会についてお伺いいたします。
A.移動例会とは例会場変更と受け止めていますが、各々のクラブの方針で実施しても支障はないでしょう。ただし、会員数のほとんどが出席できないような状況で行うのは好ましくないでしょう。
Q.社会奉仕活動への助言をお願いいたします。
A.「その活動をいかに効果的にするにはどうしたらいいか」ということだと思いますが、数クラブ合同での活動も考えてよいでしょうし、私は個人での社会奉仕がとても大切だと考えます。
Q.ライラが中止になった経緯と国際大会への積立金(特別会計)についてお聞きいたします。
A.基本的にはライラには賛成ですが、毎年参加者募集に苦労し、果ては過去に参加した者が再度受講する状態も見られます。反省の意味を込めて、本年度は「お休み」にいたしました。国際大会への登録料は全てRIのものになり、プログラムも全てRIからの指示によるもので、独自なものは一切ありません。これらのことは、私も今回初めて知りました。ホストクラブでは日本的なプログラムを是非実現させたいために、日本の各RCにご協力をお願いした訳です。集まったお金は使っていません。
Q.他地区の会員増強の状況をお聞かせください。
A.各クラブとも思うように進んでいないようです。会員選考について、貴クラブのように「一人でも反対の会員がいれば入会できない」というケースがあることを初めて知りました。女性会員の入会に関しては入会拒否の規定はないので、各クラブで臨機応変に対処して頂くのが最良の方法だと思います。いずれにしても、慎重に進めてください。
※紙面の都合上、一部割愛させて頂きましたことをご了承ください。