田中秀明会長 会長あいさつ
梅雨明けが例年より遅れており、相変わらずうっとうしい日が続いていますが、風邪などひかないようにご注意ください。前前週に卓話をお願いいたしました日野様より丁重な礼文が届いていますので、報告いたします。先日、執行部メンバーと一緒に川口会員のお見舞いに行って参りましたが、軽い冗談も出るくらい本人はとても元気で、近々退院できる模様でおそらく最終例会には出席できそうです。また、このたびの一寸木会員の父上様の葬儀にお手伝いくださった方、ご回葬に参列して頂いた方、ありがとうございました。謹んで故人のご冥福をお祈りしたいと思います。
幹事報告 譲原 彰幹事代理
1.地区事務局より「ロータリークラブ創立100周年記念ポスターコンテスト募集」のお知らせが届いていますので、回覧させて頂きます。なお、〆切は2003年12月15日となっています。
2.「ロータリーワールド」と「英語版ロータリアン」が届いていますので、回覧させて頂きます。
卓話 「外国人から見たイラク戦争について」 ラスール・キアラシ様
イランでは、1979年にパーレビ王制が崩壊しホメイニ師がパリから帰還、イラン革命が成立しました。イラクではサダム・フセインが実権を握り、国内の治安は相当乱れており、そんな情勢の中で、1980年にイラン・イラク戦争が勃発し、1988年に停戦になるまでの8年間続きました。しかしそれも束の間、1990年8月にはイラク軍がクウェート侵攻を開始しさらにサウジアラビアまで戦力をのばしていきました。こうして「湾岸危機」「湾岸戦争」が始まったのです。戦争の影響が全世界に及ぶのを避けるためアメリカを中心とした多国籍軍が派遣され、1991年2月に一応の終結をみました。この戦争でイラクのフセイン政権を完全に崩壊させたかったというのが、欧米諸国の共通した願いでしたが、フセイン亡きあとのイラクは、ソニン派が弱まりシーア派の勢力が拡大されて政局の混乱が十分予想されました。そうなると、フセイン政権をそのままにしておいて別の方策を考えるのが最適であるという結論に至りました。フセインもこのことを熟知しており、それを裏手にとってさらなる権力の拡大と増強をもくろみました。それは、原子爆弾の研究や軍事力の再生という世界平和と逆行するようなものです。イラン・イラク戦争の際に、イラクが放ったミサイルで私の家は完全に破壊されました。ですから、私は今でもフセインを憎んでいます。イスラム教圏の人種と東南アジア系人種とでは、生活習慣や考え方が全く異なるので、よく理解して対応しないとうまくいきません。アメリカも、日本と接するのと同様にイラクと接したのでは思うように事が進みません。日本国民は優秀な方が多いので、友好国であるアメリカにこのことを教えてもらいたいと思います。日本経済の長びく不況もあって、私の国であるイランでは、日本製のものは何もありません。全て中国や韓国製のものになってしまってとても寂しい限りです。
今回の「戦争」もアメリカの勝利で終結を見たようですが、イラク国内ではまだ事態が完全に収拾されていませんし、政局も不安定で今は危険な状態だと思いますので、現地での復興活動はもう少し様子を見た方がいいと思います。困っているのは田舎に住む人達で、やはり薬が不足しています。
皆様のご協力で早く復興できますよう、よろしくお願いいたします。そして、一日も早く平和が訪れることを祈ります。